少し明るい環境で、席を立ったり声を出したりしてOKの「フレンドリー上映」が、『ぼくと魔法の言葉たち』上映に合わせて大阪で初開催。テアトル梅田で5月2日(火)に実施される。
「フレンドリー上映」とは、上映中の劇場を少し明るくし、席を立つ・声を出すのもOKの上映のこと。近年多数の映画で実施されている、お祭り感のある「応援上映」と異なり、障害を持った人や小さいお子ども連れの人にも気兼ねなく映画を観てもらうための上映方式。
同作の試写会を鑑賞した保護者や発達障害支援者の人たちの要望により、実施に至ったという。
一般興行の映画館では、名古屋のセンチュリーシネマで実施されたほか、シネスイッチ銀座では4月11日(火)以降、毎週火曜の2回目の上映回に行われている。
その好評を受け、今回は大阪のテアトル梅田でも実施が決定。5月2日(火)の2回目の上映回で行われる。大阪では初の開催となる。
ちなみに『ぼくと魔法の言葉たち』(2016年、91分)は、ピューリッツァー賞に輝いたジャーナリスト、ロン・サスカインドの著書「ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと」をもとにしたドキュメンタリー映画。自閉症で突然言葉を失ってしまった少年が、ディズニー映画を通じて徐々に言葉を取り戻していく様子を描く。2017年のアカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞にノミネートされていた。
同作は、テアトル梅田、シネ・リーブル神戸で4月22日(土)から上映されているほか、シネマート心斎橋で4月29日(土)から上映開始予定。京都シネマでも上映が予定されている。
テアトル梅田での「フレンドリー上映」は、5月2日(火)の2回目の上映回に実施予定。時間は確定次第発表される。
『ぼくと魔法の言葉たち』予告編 |
詳細情報 |
■実施日程 5月2日(火)2回目の上映回 ※映画は、4月22日(土)から上映中 ■映画館 ■サイト |