京都の同志社大学寒梅館で11月3日(木・祝)、ロシアのアニメーション監督ユーリー・ノルシュテインとスタジオ・ジブリの高畑勲監督とのトークイベントが開催される。
ユーリー・ノルシュテインは、ロシアのアニメーション監督。緻密に描き込まれた切り絵を用い、短編アニメーションを手がけている。「映像の詩人」とも呼ばれ、手塚治虫やミシェル・ゴンドリーなど多くの著名クリエイターにも多大な影響を与えた。
今回は、ノルシュテイン監督の作品がデジタリマスターされ、「アニメーションの神様、その美しき世界」という特集上映が行われることを記念して、トークイベントを開催。ノルシュテイン監督を京都に招き、スタジオジブリで『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』などを手がけた高畑勲監督との対談を開催する。
当日は、ノルシュテイン監督の日本未公開の超短編映像と、秋からの劇場公開版の予告編も上映する予定。
企画の担当者は、「京都が大好きなユーリー監督を、監督を尊敬する京都のメンバーたちがお迎えします。この、二度とないであろう機会が持てることを大変嬉しく思い、この催しを盛り 上げて新しい世代に少しでもつなげられれば」と意気込んでいる。
ユーリー・ノルシュテイン×高畑勲公開トークは、11月3日(木・祝)の13時スタート。料金は一般1,500円、大学・高校生1,200円、小・中学生1,000円。
なお、ユーリー・ノルシュテイン監督の特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」は、12月よりシネ・リーブル梅田で実施される。2017年1月以降順次、京都シネマ・元町映画館ても実施予定。
「アニメーションの神様、その美しき世界」予告編 |
詳細情報 |
■開催日程 11月3日(木・祝) 12時開場、13時開演、14時30分頃終了予定 ■料金 ■チケット販売 ■開催会場 ■サイト |