細田守監督作『時をかける少女』が、公開10周年を記念して大阪でもリバイバル。シネマート心斎橋で11月末から上映される。
アニメ映画『時をかける少女』は、筒井康隆さんの同名小説を映像化したもの。過去に戻る「タイムリープ」の力を得てしまった少女が主人公だ。多数の映像化が行われた人気小説だが、このアニメ映画では原作から数十年後が舞台。1983年の実写映画版で原田知世さんが演じた芳山和子の姪である女子高生・紺野真琴を主人公に、男友達との友情や恋愛など青春を軸に描いた。公開当初は全国で7館という小規模でのスタートだったが、口コミで人気を拡大し、8か月以上のロングランを記録した。
監督は、『サマーウォーズ』『バケモノの子』などで知られる、細田守さん。
今回は、今年2016年の7月15日が、同作公開からちょうど10年の節目に当たることを記念し、リバイバルが決定。東京の角川シネマ新宿で期間限定で上映されたのが大きな反響を呼び、東京以外の各地でも上映を要望する声が寄せられていた。
上映が決定したのは、名古屋と大阪の二カ所。大阪ではアメリカ村のシネマート心斎橋で、1週間限定上映される。
上映されるのは、細田守監督自身が手がけたデジタルニューマスター版となる。
担当者は、「10年前に映画館へ足を運んで頂いた多くの方々、また、当時は映画館に行くことが出来なかった多くの方々にも、ぜひこの機会に、映画館の大きなスクリーンでご覧頂けたらと思います」と呼びかけている。
アニメ『時をかける少女』は、大阪・アメリカ村のシネマート心斎橋で11月26日(土)から1週間上映予定。劇場では、初日より数量限定で、特製ポートレートを入場者にプレゼントされる。
また、11月25日(金)には、10周年を記念した「『時をかける少女』 10th Anniversary BOX」の発売も予定されている。
映画『時をかける少女』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 11月26日(土)~12月2日(金) ■映画館 ■サイト |