6月に逝去したモハメド・アリを悼み、関連作2本の特集上映が、大阪・十三のシアターセブンで7月16日(土)から開催される。ジェームス・ブラウンの映画との相互割引も。
モハメド・アリはヘビー級のプロボクサーとして知られ、世界で最も有名なプロボクサーといっても過言ではない存在。「ザ・グレーテスト」とも呼ばれており、ヘビー級史上最速の一人との呼び名も高い。
華麗なフットワークと、鋭いジャブのアウトボクシングスタイルは「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と称された。
ボクサーとしてだけではなく、ベトナム戦争徴兵拒否や人種差別撤廃運動などでも知られている。
2016年6月3日、満74才で死去。
今回は、この偉大なボクサーの死を悼み、関連する映画2作品を一週間ずつの限定で上映する。
『フェイシング・アリ』(2009年、101分)は、アリの全盛期の貴重な証言やヘビー級の強靭な鋼の肉体がぶつかり合う試合の映像を収録。彼とリングで対戦した10人のボクサーたちが当時の記憶を振り返り、アリが自分の人生に与えた影響に感謝を語る作品だ。
『ソウル・パワー』(2008年、93分)は、モハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの世紀のボクシング対決に先立って行われた、伝説の音楽フェスティバル「ザイール’74」を追った作品。
また、「ジェームス・ブラウンinOSAKA:ファンキー半券相互割!!」と題し、7月16日(土)から上映がスタートする『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』との相互割引を実施。
同作を上映するテアトル梅田、シネマート心斎橋で、シアターセブンの『ミスター・ダイナマイト』もしくは『ソウル・パワー』の半券を見せれば、一般料金より200円引きで鑑賞できる。逆も同様。
『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』(2014年、115分)は、「ファンクの帝王」として音楽界に君臨し、ビジネスマン、黒人の権利を求める活動家としても活躍したジェームス・ブラウンの足跡をたどるドキュメンタリー。伝記映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』に引き続き、ミック・ジャガーが製作を担当している。
大阪・十三のシアターセブンでの「追悼 モハメド・アリ」特集は、7月16日(土)から29日(金)まで実施。
『フェイシング・アリ』が7月16日(土)から22日(金)まで、『ソウル・パワー』が7月23日(土)から29日(金)まで、それぞれ上映される。料金は一般=1,200円、シニア・学生=1,000円、小学生以下=700円、シアターセブン会員=1,000円。
『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』は、テアトル梅田、シネマート心斎橋で7月16日(土)から上映開始。神戸の元町映画館、京都みなみ会館でも同じく7月16日(土)から上映される。
『フェイシング・アリ』予告編 |
『ソウル・パワー』予告編 |
『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 ・『フェイシング・アリ』 (シアターセブン) 7月16日(土)~7月22日(金) ・『ソウル・パワー』 ・『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』 ■料金 ■映画館 テアトル梅田 シネマート心斎橋 ■サイト |