「劇団☆新感線」結成35周年を記念して、梅田のHEP HALLで「大☆新感線博」を開催。旗揚げ公演の場所・塚口のサンサン劇場ではお祭り騒ぎの上映会「新感線動画まつり」が実施される。
劇団☆新感線は、1980年に大阪芸術大学の学生だった、いのうえひでのりらを中心に旗揚げされた劇団。当初はつかこうへい作品を上演していたが、途中で方針を転換。マンガ的な世界観を、ハードロックやへヴィメタルの楽曲にのせて、ド派手な演出で盛り上げる芸風で人気を博した。古田新太、橋本じゅんら、テレビや映画でも活躍する俳優を多数輩出している。
今回は、同劇団が今年で結成35周年なのを記念して、「大☆新感線博」を開催。東京に続いて、大阪・梅田のHEP HALLで11月7日(土)から実施する。35年の歩みの紹介や、キャラクターコスプレコーナー、人気シリーズ「五右衛門vs轟天」の衣装・小道具展示など、ファン垂涎の展示となる。
さらに今回は、尼崎の塚口サンサン劇場で、お祭り騒ぎの上映会「新感線動画まつり」の開催が決定。同劇団が旗揚げ公演「熱海殺人事件」(つかこうへい作)を上映したのが塚口のピッコロシアターであったことから、その記念の地・塚口での開催となった。
まずはワイワイ楽しめるネタものとして、舞台を収録した映像、『直撃ドラゴンロック2・轟天大逆転 ~九龍城のマムシ』、『レッツゴー!忍法帖』、『鋼鉄番長』の3本を上映。
さらに、同劇団の人気シリーズ「ゲキ×シネ」も。同劇団の作品を、複数のカメラワークを駆使して迫力のある映像作品に仕上げたもので、映画館で鑑賞されることを想定してつくられている。
今回はこの「ゲキ×シネ」シリーズで人気投票を実施。1位『薔薇とサムライ』、2位『SHIROH』、3位『蛮幽鬼』、4位『ZIPANG PUNK』、5位『メタルマクベス』の5作品を上映する。
公式サイトでは、「『ネタもの』『音もの』『いのうえ歌舞伎』と新感線の魅力がギュッと詰まった2週間!ぜひこの機会に何度でも足を運んで下さい!」と呼びかけている。
「新感線動画まつり」は11月7日(土)から20日(金)まで、尼崎の塚口サンサン劇場で実施。1日1回、夜に上映。
また、「大☆新感線博」は11月7日(土)から15日(日)まで、大阪・梅田のHEP HALLにて開催。各日11時から21時まで。
詳細情報 |
■開催日程 新感線動画まつり 11月7日(土)~20日(金) 大☆新感線博 ■料金 大☆新感線博 ■開催会場 ・大☆新感線博 ■サイト |