48時間で短編映画を制作するコンペティション「The 48 Hour Film Project」が今年、日本国内で5回目の開催。初めて大阪・東京の2都市で行われるほか、役者のオーディションも実施される。
「The 48 Hour Film Project」は、2001年にスタートした世界的な映画制作コンペティション。キックオフ当日にテーマやお題、使用する小道具などが決定され、それから脚本制作・撮影・編集などすべての作業を48時間で終えないといけないという「過酷で刺激的」(担当者)なものとなっている。
現在は世界100都市以上で開催。各都市で秀作を選出し、それを上映する映画祭も行われている。さらに選び抜かれた優秀作には、カンヌ国際映画祭内のプログラムで上映されるという名誉も。
日本では2011年に大阪でスタート。以降毎年開催され、認知を増やしていった。2014年の優秀作は、アメリカで行われた優秀作の映画祭「Filmapalooza 2014」で上映され、高評価を得て、カンヌ国際映画祭へ出展する10作品のうちの1つに選出。日本の作品が見事カンヌへ進出する実例を作って見せた。
今年は5回目の開催。こうした広がりもあり、今回は東京でも開催が決定。大阪は10月23日(金)夜から10月25日(日)夜までの48時間、東京は11月27日(金)夜から11月29日(日)夜の48時間で各人が短編映画を制作する。
また大阪では新たな試みとして、出演者のオーディションも実施。コンペ参加チームの監督やプロデューサーが審査員となり、出演者を決定していく。また集まった役者の人たちの情報は、今回の撮影以外にもデータベースとして共有され、CMや映像作品などの現場に活用されるという。
大阪では、まず参加団体への説明会が10月2日(金)夜に大阪観光局会議室で実施。
出演者オーディションを10月3日(土)に大阪・日本橋のin→dependent theatre 2ndで行う。
映画制作のキックオフイベントは10月23日(金)夜。48時間後のドロップオフイベントは10月25日(日)夜となる。
制作された作品を一挙に上映するプレミア上映は、10月31日(土)に開催される。
詳細情報 |
■開催日程 ・説明会 10月2日(金) 19時~21時 場所:大阪観光局会議室 ・オーディション ・キックオフイベント ・ドロップオフイベント ■サイト |