尼崎の塚口サンサン劇場で上映中の映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の上映期間が9月11日(金)まで延長に。関西で最後までの上映館となった可能性も。※アースシネマズ姫路が10月3日(土)からの3D・4DXの上映開始を発表しました。
8月22日に同劇場で行われたイベント上映の様子
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、荒廃した近未来を舞台に描くジョージ・ミラー監督の「マッドマックス」シリーズの最新作。西の砦(シタデル)で水を支配する独裁者イモータン・ジョーやその部下のウォーボーイズたちから逃亡する女性たち(ワイブス)と女大隊長フュリオサ、そしてその戦いに巻き込まれるマックスの物語を主軸に描く。
6月20日(土)の日本公開以降、その強烈なキャラクターや世界観、映像美、アクション、ストーリーなどが話題に。シンプルなプロットの中に込められた神話的物語構造が、熱烈なファンを獲得した。東京の立川シネマシティでは同館名物の「極上爆音上映」を多数実施するほか、多くのコスプレイヤーがコスプレに挑戦するなど、大きな反響となっていた。
(c)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED.
尼崎の塚口サンサン劇場でも、関連企画として8月15日(土)から21日(金)まで、前作のうち『マッドマックス』と『マッドマックス2』を上映。さらに今作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を8月22日(土)から2週間の予定で上映をスタート。
初日の8月22日(土)には、同館のインド映画マサラ上映や『パシフィック・リム』爆音激闘上映、『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』最叫上映などのイベント上映の経験を生かして、「Screaming“MAD”上映」を開催。コスプレ、絶叫、「V8」ポーズ、クラッカーなどOKの上映を行い、300人を超えるファンが集結した。
当日は独裁者イモータン・ジョーのコスプレをしたゲストも来場し、実際にV8コールで迎えたり、スクリーンに向かって声援や拍手、歓声をおくったり、爆発や銃声に合わせてクラッカーを鳴らしたり、といったもりだくさんのイベントとなった。
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イベント上映終了後はみんなで「V8!」
こうした反響が影響したのか、同作での公開が当初の2週間から3週間に上映延長。同作を何度もリピート鑑賞するファンからは、「緑の地はここにあったのか」「いや、サンサン劇場こそ西の砦、シタデルだ」など同作の内容に絡めた熱い反響が寄せられている。
その他関西では、京都のT・ジョイ京都が8月28日(金)まで、梅田ブルク7が9月4日(金)までの上映と発表されており、関西最後の上映館になる可能性もある。
この“西の砦”に、関西やその周辺から「V8」目指して(ファンが、同作を何回観たかを数字で表す言い方)、ファンが集結しそうだ。
※アースシネマズ姫路が10月3日(土)からの3D・4DXの上映開始を発表。関西最後の砦は、アースシネマズ姫路になりそうです(キネプレ編集部より)。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は8月22日(土)から同劇場で上映中。9月11日(金)まで。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編 |
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■上映日程 8月22日(土)~9月11日(金) ■映画館 ■サイト |