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5年分250本以上を2日で一挙上映 大阪・堀江で短編アニメの祭典

大阪を拠点に月例のアニメーション上映会を続けてきたスタジオPEASが、5年間の集大成となる上映会を大阪・北堀江で実施する。8月22日(土)・23日(日)の2日間で、250作品以上の短編アニメを一挙上映。

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PEASは、大阪を拠点に活動するアニメーション制作スタジオ。自分たちでもMBS「せやねん!」オープニングや、西宮OSシネマズのシネアド映像などさまざまなアニメーション作品を制作してきたが、並行して他の作家の作品を上映するイベントも精力的に実施。年一回のインディーズアニメーション作家の祭典「アニメーションファクトリーフェスティバル」を開催するほか、2010年からは大阪・北堀江のショップ&アートギャラリー「ART HOUSE」で毎月一回の上映会も手がけてきた。
今回の「アニメーションファクトリーフェスティバル2015」は、その月例上映会が休止するのに合わせての大規模イベント。ART HOUSEを2日間借り切って、国内外から集められた250作品以上の短編アニメーションを一挙に上映する。

また、8月20日(木)から25日(木)までは常設展示も実施。展示期間中はアニメ作品の原画や撮影に使われた造形物などが見られるほか、タブレット端末で映像の視聴もできる。
PEAS代表の植村さんは、「手探りで上映会をスタートして5年続けることができた。これからも、自分たちのアニメーション制作を通して、アニメーションの世界の奥深さや魅力を伝えていきたい」と話す。

peas上映会
毎月1回の上映会の様子

上映されるアニメーション作品は、手描きから影絵、クレイアニメなどのコマ撮り、実写と融合したもの、CGなどを使ったデジタルアートまで、多彩なジャンルのアニメ作品が並ぶ。作風もさまざまで、アート色の強いものからコミカルでわかりやすいもの、アクション性の高いもの、ホラーテイストのものなどが集結した。

abbau
『abbau』作者:大須賀政裕
小学生の事情
『小学生の事情』作者:土屋萌児
ストレス怪獣シャンディガフ
『ストレス怪獣シャンディガフ』作者:劇団東京リトルバン
音のある島
『La isla de los sonidos  音のある島』作者:Fran Bravo

アニメーションファクトリーフェスティバル2015は、大阪・北堀江のショップ&アートギャラリー「ART HOUSE」で8月22日(土)・23日(日)に開催。22日(土)は12時から21時30分までと、23時から翌6時まで、23日(日)は11時から21時30分までの計3部に分けて上映。
また、作品展示は 同店で、8月20日(木)から25日(木)まで実施。12時から19時30分まで、最終日25日は 17時まで。展示は無料で観覧できる。

詳細情報
■開催日程
・アニメーション作品上映
8月22日(土)
 12時~21時30分
 23時~翌6時

8月23日(日)250
 11時~21時30分

・展示
8月20日(木)~25日(木)
 12時~19時30分(25日は 17時まで)

■料金
1日通し券 1,000円、2日通し券2,000円
オールナイト700円
※展示は無料

■開催会場
ART HOUSE
大阪市西区北堀江1-12-16、TEL 06-4390-5151

■サイト
アニメーションファクトリーフェスティバル2015
PEAS
ミツマメプロ
ART HOUSE