神戸に根ざした作品を定期的に上映する「シネマdeリバティ!」第2回が、シネマ神戸で7月19日(日)に開催へ。神戸ロケが行われた谷崎潤一郎の『細雪』を上映する。神戸まちかどシネ倶楽部が実施。
神戸まちかどシネ倶楽部は、2014年7月に正式認定を受けたNPO団体。映画上陸の地とされる神戸で、映画をもっと気軽に楽しんでもらう場を提供すべく活動を行っている。
今年3月には、「シネマdeリバティ!」と題したイベントを企画。神戸に根ざした作品の定例上映をスタートさせた。映画本来の魅力を伝えるため、可能な限り35ミリフィルムでの上映にもこだわっていきたいという。第一弾では、「あの時、神戸の街に寅さんがいた」と題し、『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年)を上映した。
第二弾の今回は、「谷崎潤一郎没後50年~谷崎の時代、昭和の記録~」と題し、谷崎原作の『細雪』(1959年)を上映。過去3回映画化された同作だが、唯一神戸でロケが行われた本作をセレクトした。
さらに同作の中で描かれる昭和13年の阪神大水害にもスポットライトが。当時の様子を8ミリカメラで撮影した記録映像を上映し、元の所有者浅田浩さんのトークやレクチャーを実施する。
さらに連携企画として、昭和時代を対象にした古物展示販売「CinemaKOBEブックマルシェ/古書&蚤の市」を、神戸の古書店「トンカ書店」などとの提携により実施する。
神戸まちかどシネ倶楽部の「シネマdeリバティ!」第2回は、7月19日(日)にシネマ神戸で開催。10時30分、13時30分、15時30分の3回上映。10時30分の回上映後には特別上映とトークショーを実施。
詳細情報 |
■開催日程 7月19日(日) 10時30分、13時30分、15時30分 ※10時30分の回上映後に特別上映とトークショーを実施 ■料金 ■映画館 ■サイト |