『ロード・オブ・ザ・リング』で脚光を浴びたヴィゴ・モーテンセン主演作が立て続けに公開。『涙するまで、生きる』がシネ・リーブル梅田で公開中。『約束の地』はテアトル梅田で公開予定。京都シネマ、元町映画館などでも順次上映。
ヴィゴ・モーテンセンは、アメリカの俳優。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルン役で世界的に有名になった。『イースタン・プロミス』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。
今年は、彼の主演作が多数公開。今年4月にまず、『ギリシャに消えた嘘』が日本で公開された。パトリシア・ハイスミスのサスペンス小説「殺意の迷宮」を映画化したもの。
つづいて『涙するまで、生きる』(2014年、101分)が、現在上映中。こちらはノーベル文学賞作家アルベール・カミュの短編小説を映画化したもので、フランスからの独立運動が高まるアルジェリアで、元軍人の教師ダリュが殺人の容疑をかけられたアラブ人のモハメドを町に送り届ける物語。 シネ・リーブル梅田で6月13日(土)から上映開始。豊岡劇場、京都シネマ、元町映画館でも近日上映される。
続いて公開されるのは、『約束の地』(2014年、110分)。ヴィゴ・モーテンセンが主演だけでなく、製作・音楽も手がけた作品で、異国の地で消えた娘を探す父親の孤独な旅のロードムービーを、幻想的なタッチで描く。『リヴァプール』『死者たち』のリサンドロ・アロンソ監督と、アキ・カウリスマキ作品を手がける撮影監督ティモ・サルミネンがタッグを組んだ。四隅が丸い独特の映像も特徴の一つだ。第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、国際映画批評家連盟賞に輝いた。
こちらは7月18日(土)からテアトル梅田で公開予定。『涙するまで、生きる』と同じく京都シネマ、元町映画館で上映も予定されている。
『涙するまで、生きる』予告編 |
『約束の地』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 『涙するまで、生きる』 シネ・リーブル梅田 6月13日(土)~ 豊岡劇場 7月10日(金)~ 京都シネマ 近日上映 元町映画館 近日上映 『約束の地』 ■映画館 テアトル梅田 京都シネマ 元町映画館 豊岡劇場 ■サイト |