「東のディズニー」と呼ばれたアニメ大国・チェコの多彩なアニメ作品を上映し、その舞台裏をトークするイベント「チェコアニメの夜」が、大阪・宗右衛門町のロフトプラスワン・ウエストで7月12日(日)に開催される。
4月14日(火)に同会場で開催したトークイベント「チェコアニメの夜」の第2弾。
ゲストは、現在神戸アートビレッジセンターで実施中の連続イベント「This is チェコアニメ〜チェコアニメをとことん語りつくす会」で講師を務める、アットアームズの眞部学さん。多数のチェコアニメの日本上映権を持つ同社に勤め、チェコのアニメ作家との交流も深い眞部さんが、ピックアップした作品を上映しながらチェコアニメのマル秘エピソードを語りつくすイベントとなる。
もともと共産主義体制であったことから、芸術活動に大きな制限がかけられていたチェコ。ただし、アニメ制作に限っては国家を挙げての支援が行われたため、多くの芸術家が参加。その結果、カンヌ国際映画祭ではディズニーを破って受賞するなど、世界でも有数のアニメ大国となったと言われている。
そんなチェコアニメの中から、選りすぐりの6作品の上映を予定。
チェコアニメの代表格「もぐらのクルテク」シリーズの『もぐらくんとひよこのたび』(1975年、6分)や、「色彩の魔術師」と呼ばれたヨゼフ・パレチェクが美術を手がけた「けしのみ太郎」の『思いがけないプレゼント』(1979年、7分)、チェコアニメの巨匠ブジェチスラフ・ポヤルの代表作「ぼくらとあそぼう!」シリーズから『さかなはなし』(1970年、13分)、奇才パヴェル・コウツキーが人間の渦巻く欲望を皮肉的に描いた衝撃作『カフェ』(1998年、8分)などを上映する。
Ⓒ Krátký Film Praha, a.s.
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担当者は「いろんなジャンルの作品があるのが、チェコアニメの特徴!今回はかわいくて楽しくてブラックで大爆笑の作品をご覧いただきます!」と太鼓判。ちなみに「その場のノリと雰囲気によっては、他の作品の上映もあるかも」だという。
「チェコアニメの夜 Vol.2」は、大阪・宗右衛門町のロフトプラスワン・ウエストで7月12日(日)の19時30分から開催予定。前売2,000円、当日2,500円。別途1オーダー500円以上の注文が必要。
詳細情報 |
■開催日程 7月12日(日) 18時30分開場、19時30分開演 ■料金 ■開催会場 ■サイト |