大阪市住吉区の大空小学校の取り組みに密着したドキュメンタリー映画『みんなの学校』が大きな反響に。十三の第七藝術劇場ではアンコール上映が決定した。
「不登校ゼロ」を目指す大阪市住吉区の大空小学校の取り組みを記録したドキュメンタリー。発達障害の児童も、暴力を振るう児童も、同じ教室で学び、教師や地域のボランティアが積極的に関わりながら、育っていく様子を描いた。「みんながつくる、みんなの学校」のスローガンのもと、ほかの学校には通えなくなった児童が通っている同校の様子を、教育評論家の尾木直樹さんは「理想の学校モデルがここにある」と絶賛する。
当初はテレビドキュメンタリーとして制作。2013年の文化庁芸術祭のテレビ・ドキュメンタリー部門の大賞や、日本放送文化大賞準グランプリを受賞するなど、高い評価を得て、劇場版に再編集された。
今年2月より東京・渋谷を皮切りに全国公開がスタート。公開当初、「ぴあ」の映画初日満足度ランキングで第1位に輝いたほか、大阪の第七藝術劇場での初日に全回満席を達成するなど、大きな反響を呼んだ。
関西では、その第七藝術劇場では3月7日(土)から5月1日(金)までロングランされたほか、神戸アートビレッジセンターでは4月18日(土)から5月3日(日)まで上映。今回、いまだ続く大きな反響や好評を受けてのアンコールとなる。
映画『みんなの学校』は、大阪・十三の第七藝術劇場で5月16日(土)からアンコール上映予定。5月29日(金)までの上映は確定、以降の終映日は未定。また、京都シネマでの上映も予定されている。
『みんなの学校』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 ・第七藝術劇場 5月16日(土)~ ■映画館 ■サイト |