20世紀最大の震災を描いた映画『唐山大地震』が、4年の延期を経て、3月14日(土)からいよいよ公開される。関西では塚口サンサン劇場、シネ・ヌーヴォ、布施ラインシネマで上映。
『唐山大地震』(2010年、135分)は、中国で制作された映画作品。中国・唐山市で1976年に起き、マグニチュード7.8、死者24万人以上、重傷者16万人となった唐山地震。20世紀最大の震災と呼ばれたこの大地震をテーマに、親子の絆と心の傷を描く。
地震で下敷きになった子ども2人のうち1人しか救えないという状況になった母親は、苦悩の末息子を選択する。選ばれなかった娘は、しかし奇跡的に一命をとりとめ、養父母の元で成長していく。その32年後・・・というストーリー。
2011年3月26日に日本で公開予定だった同作だが、同月11日に発生した東日本大震災によって公開が延期に。4年越しの今年2015年に公開が実現した。
配給の松竹の大角映像本部長は、「震災により引き裂かれたある家族の32年にわたる絆と、心の復興を描いたドラマ」とPR。「地震災害や被災状況を娯楽目的に製作したパニック映画ではありません。地震そのものを物語の中心に置いたのではなく、被災された人々のその後を描いています」と話している。
映画『唐山大地震』は、尼崎の塚口サンサン劇場で3月14日(土)から、大阪・九条のシネ・ヌーヴォと東大阪の布施ラインシネマで3月16日(月)から、それぞれ上映される。
『唐山大地震』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 ・塚口サンサン劇場 3月14日(土)~ ・シネ・ヌーヴォ ・布施ラインシネマ ■映画館 シネ・ヌーヴォ 布施ラインシネマ ■サイト |