近鉄がアニメ映画とタイアップキャンペーン　特製入場券やツアーも

3月以降公開のアニメ映画『劇場版境界の彼方 -I’LL BE HERE-』に合わせて、舞台のモチーフとなった近畿日本鉄道が特別キャンペーンを実施。特製入場券などを発売する。3月15日（日）にはツアーも。

『劇場版境界の彼方 -I’LL BE HERE-』は鳥居なごむさんによるライトノベル「境界の彼方」を原作としたアニメーション映画。世界を徘徊する異形のもの「妖夢」を討伐する「異界士」の栗山未来と、妖夢と人間のハーフである神原秋人の高校生2人が、協力しながら妖夢を倒していくアクションファンタジー作品。2013年秋から冬にかけて、テレビアニメ作品が放映された。
制作するのは「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん！」などで知られる京都アニメーション。今回の映画作品は、ヒロイン栗山未来を中心にTVシリーズの出来事を振り返る「過去編」が3月14日（土）から、それから1年後の出来事を描いた完全新作の「未来編」が4月25日（土）から、それぞれ公開予定。

今回は、同作の舞台のモチーフとなったとされる近畿日本鉄道の沿線とタイアップ。大和八木駅、橿原神宮前駅、大和西大寺駅、近鉄奈良駅の4駅でトレーディングカード型特製入場券（各150円）を発売する。各駅では、等身大キャラクターパネルも展示される。

4駅で特製入場券を販売

等身大パネルを展示

さらに各入場券の収集や周辺地域をめぐるのに便利な「京阪奈1dayフリーきっぷ」も5,000枚限定で発売。京都府、大阪府、奈良県内の近鉄線全線で利用可能、特製台紙付きで2,000円。

近鉄では同作をめぐるツアーも実施。大阪上本町駅、もしくは近鉄名古屋駅などから出発し、アニメのオープニングにも登場する近鉄特急（22000系特急車両）に乗って、モチーフとなった地域を散策する「境界の彼方めぐり」を実施する。オプションで、映画「過去編」と声優の舞台挨拶鑑賞も合わせて楽しめる。3月15日（日）開催予定。