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セックス描く3作品を夜通し鑑賞 京都みなみ会館で色情狂ナイト

性欲を正面から描いた話題作3本をオールナイトで鑑賞するイベント「色情狂ナイト」が、京都みなみ会館で1月31日(土)に開催へ。女性スタッフらによる渾身の企画。

色情狂

「愛とは、嫉妬交じりの強い性欲に過ぎない。」、「愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている。」と欲望をストレートに描いたキャッチコピーの3作が一挙に集まる。

『ニンフォマニアック』は、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などのラース・フォン・トリアー監督作。2部作からなり女性のセクシュアリティをテーマにした作品。強い性的欲求を抱え、自らを「色情狂(ニンフォマニアック)」と呼ぶ年配の女性の誕生から50才までの半生を描いている。8つの章からなり、「Vol.1」(117分)では第1章から第5章まで、「Vol.2」(123分)では第6章から第8章まで。

ニンフォ1
ニンフォ2

『ニンフォマニアック』(C)2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KÖLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMA

もう1作の『SHAME-シェイム-』(2011年、101分)は、マイケル・ファスベンダー主演のイギリス映画。セックス中毒の男性を主人公に、そのアパートに妹が同居するところから生活が崩壊していく様子を描いている。

SHAME
『SHAME-シェイム-』(c)2011 New Amsterdam Film Limited,
Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.

今まで定期的にオールナイト上映を企画してきた京都みなみ会館。2015年初めての企画が、今回のこの強烈なラインナップだったことについて、担当者は「今年も攻めの姿勢を崩さないぞ、という意思表示でしょうか」と笑う。女性スタッフが全員ノリノリで企画したという。

「色情狂ナイト」は、京都みなみ会館で1月31日(土)の真夜中24時開場、24時30分上映開始。翌日2月1日(日)朝6時55分終了予定。料金は当日一般2,700円、学生・会員2,300円。
以下、京都みなみ会館の不定期配信ラジオ番組でも紹介している。

京都みなみ会館のちょっときいてな_vol.03

詳細情報
■開催日程
1月31日(土)
 24時開場
 24時30分『ニンフォマニアック Vol.1』上映
 2時50分『ニンフォマニアック Vol.2』上映
 5時15分『SHAME-シェイム-』上映
 6時55分終了予定

■料金
・当日
一般2,700円、学生・会員2,300円

・前売
整理番号付き前売 2,300円

■開催会場
京都みなみ会館
京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993

■サイト
色情狂ナイト
京都みなみ会館
『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』公式サイト