大阪の映画ファンのための催し「おおさかシネマフェスティバル2015」が、2015年3月1日(日)に開催へ。大阪市の助成対象から外れるも、有志が集い、開催に向けて準備を進めている。
「おおさかシネマフェスティバル」は、2006年以降毎年実施されてきた映画イベント。もともとは1976年から2000年まで実施されてきた「おおさか映画祭」に端を発している。
年間200本以上映画を観賞した人たちの投票によるベストテン・個人賞の選出や表彰式を行うほか、優秀作の特別上映、特別ゲストの登壇などを実施し、関西の映画ファンに親しまれてきた。
2014年までは大阪アジアン映画祭のプレ企画として実施してきたが、2015年は大阪市の助成支援対象から除外に。そこで「おおさか映画祭」の原点に立ちかえり、映画ファンのための映画祭りを開催しようと、有志が実行委員会を組織。浜村淳さんを特別顧問に、2015年3月の開催を決定させた。
開催日程は3月1日(日)を予定。場所は前回までの大阪歴史博物館を飛び出し、2013年まで大阪ヨーロッパ映画祭がおこなわれていたホテルエルセラーン大阪に。内容や上映スケジュールは現在企画検討中だという。
また合わせて、同祭を支援する「シネフェス・サポーター」を募集中。最前列で授賞式を見て、花束贈呈をすることができる「スペシャルサポーター席」(15,000円、12席限定)や、中央前列で鑑賞でき、お土産も付いてくる「サポーター席」(5,000円、30席限定)などの資金支援を募っている。
同サイトでは「大阪の映画祭の火を消さないために、より多くの皆さんのご支援をお願いします」と呼びかけ。浜村淳さんは「おおさかシネマフェスティバルはいかにも大阪風で大阪のたこ焼き、きつねうどんの味付けで、世界のどこにもない映画祭です。出演者も観客も笑い転げて喜ぶ、おおさかシネマフェスティバルに来年もご期待下さい」とメッセージを寄せている。
詳細情報 |
■開催日程 2015年3月1日(日) 開場9時30分、開演10時 ■料金 ・当日指定席 3,200円 ■開催会場 |