カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの映画祭の話題作を一挙上映する「三大映画祭週間2014」が、シネ・リーブル梅田で9月13日(土)からスタートする。巨匠による過去の名作のリバイバルも。
「三大映画祭週間」は、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭という、世界の三大映画祭で話題を集めた映画の中から、厳選した作品を一堂に集めるという企画。2011年、2012年と開催され、今年は2年ぶり3回目の開催となる。
今回はまずカンヌからは、2011年に脚本賞を受賞した『フットノート』(2011年、イスラエル、106分)と2009年にカメラ・ドール(新人監督賞)に輝いた『サムソンとデリラ』(2009年、オーストラリア、101分)を。
ベルリンからは、2013年にアルフレッド・バウアー賞に選ばれた『ヴィクとフロ 熊に会う』(2013年、カナダ、95分)と、2009年に男優賞を受賞した『ロンドン・リバー』(2009年、アルジェリア・フランス・イギリス、88分)。
ヴェネツィアからは、2012年に出品され、主演が女優賞に輝いた『フィル・ザ・ヴォイド』(2012年、イスラエル、91分)がそれぞれ選出。
また今回の特別企画として、「レトロスペクティブ・シリーズ」も実施。三大映画祭で実施されているように、巨匠の過去の名作をリマスターバージョンで上映する。
上映作は、アルフレッド・ヒッチコック監督の『海外特派員』(1940年、120分)、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の『犯人は21番に住む』(1942年、83分)、ルイス・ブニュエル監督の『この庭に死す』(1956年、104分)、パトリス・ルコント監督の『仕立て屋の恋』(1989年、79分)、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の『恋恋風塵』(1986年、110分)の5作品。
ヒューマントラストシネマ渋谷では、8月から行われていた上映がいったん終了したものの、人気上映3作品『フットノート』『恋恋風塵』『ヴィクとフロ 熊に会う』のアンコール上映を実施するという。
同企画の公式サイトでは「世界にはまだまだ数多くの埋もれた名作があります。口当たりの良い作品ばかりではありませんが、きっと皆さんの映画愛を刺激してくれることでしょう」と呼びかけている。
「三大映画祭週間2014」は、シネ・リーブル梅田で9月13日(土)から9月26日(金)まで開催。京都みなみ会館は10月18日(土)から、元町映画館では11月29日(土)から。
予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 シネ・リーブル梅田 9月13日(土)~9月26日(金) 京都みなみ会館 元町映画館 ■料金 ・当日 一般1,800円 ■映画館 京都みなみ会館 元町映画館 ■サイト |