『プロミスト・ランド』公開を記念し、映画監督ガス・ヴァン・サントと俳優のマット・デイモンにスポットライトをあてた特集企画が、京都みなみ会館で8月9日(土)から実施される。
『プロミスト・ランド』は、8月22日(金)から公開予定の社会派映画。不況にあえぐ農場主からシェールガスの掘削権利を入手したエネルギー会社の社員が、人生の決断を迫られる姿を描いている。監督はガス・ヴァン・サント。主演はマット・デイモン。かつて『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』(1997年)でアカデミー賞脚本賞などを受賞したこのコンビの最新作だ。
今回はこの2名の個性あふれる過去作9作品を一挙上映する。
ガス・ヴァン・サント作品は、加瀬亮が出演するヒューマンドラマ『永遠の僕たち』(2011年、90分)、カート・コバーンの死にインスパイアされた『ラストデイズ』(2005年、97分)、1970年代のアメリカで同性愛者であることを公表した政治家ハーヴェイ・ミルクをショーン・ペンが熱演した『ミルク』(2008年、128分)、偶然人殺しとなった少年の心理描写が秀逸な『パラノイドパーク』(2007年、85分)、リヴァー・フェニックスとキアヌ・リーヴス出演のロードムービー『マイ・プライベート・アイダホ』(1991年、105分)の5作品。
マット・デイモン出演作は、スティーヴン・ソダーバーグ監督のブラック・コメディ『インフォーマント!』(2009年、108分)、マーティン・スコセッシ監督のアカデミー賞4部門受賞作『ディパーテッド』(2006年、152分)、クリント・イーストウッド製作、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラを描いた『インビクタス/負けざる者たち』(2009年、134分)の3作品。
さらに京都みなみ会館館長セレクトとして、ガス・ヴァン・サントの『エレファント』の手法をベースにした撮影手法を用い、カンヌ国際映画祭で高い評価を得た『明日、君がいない』(2006年、99分)を上映する。
「ガス・ヴァン・サント&マット・デイモン特集」は、京都みなみ会館で8月9日(土)から8月22日(金)まで開催予定。当日購入できる3回券も。
『プロミスト・ランド』予告編 |
詳細情報 |
■開催日程 8月9日(土)~8月22日(金) ■料金 ・3回券 ■映画館 |