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ロックの名作3本が銀幕に復活 心斎橋でロックの学校映画祭

ロックをテーマに描かれた往年の名作3作を特別上映する「ロックの学校映画祭」が、大阪のシネマート心斎橋で2週間開催される。

ロック3作品

レゲエの著名アーティスト、ジミー・クリフが主演・音楽をつとめた『ハーダー・ゼイ・カム』(1972年)が、40周年のHDリマスター版としてシネマート心斎橋で上映されるのを受けての、開催。
映画祭期間中の2週間、『ハーダー・ゼイ・カム』上映後の21時30分から日替わりで、ロック映画の3作品を特別に上映する。

上映されるのは、アメリカのロックバンド、トーキング・ヘッズのライブドキュメンタリー『ストップ・メイキング・センス』(1984年、88分)、ザ・バンドのラストライブにボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤングら著名ミュージシャンが参加した歴史的なコンサートを描いた『ラストワルツ』(1978年、116分)、イギリスのロックバンド、ピンク・フロイドのアルバム「ザ・ウォール」のストーリーをそのまま映画化した『ピンクフロイド ザ・ウォール』(1982年、95分)の3作品。

ワルツとフロイド
『ラストワルツ』『ピンクフロイド ザ・ウォール』

それぞれがロック映画の代表作とも言える3作品。中でも『ラストワルツ』は、マーティン・スコセッシ監督が手がけ、ローリングストーン誌の「読者が選ぶロックコンサート映画」で堂々1位に輝いた。
また『ストップ・メイキング・センス』は、公開30周年を記念して全米公開中だが、日本では今のところシネマート心斎橋のみでの上映となる。

ストップメイキングセンス
『ストップ・メイキング・センス』

ロック音楽などに造詣が深い音楽プロデューサーの立川直樹さんは、ロック映画について「スクリーンに映しだされる時空を超えた魅力のあるパフォーマンスや夢幻の世界を旅するような映像。それは魔法のようでもあり、と同時に観る者にロックのスピリットのようなものを注入してくれる」と評価し、「映画館が“ロックの学校”という夢の空間に変身する14日間」と期待を寄せている。

「ロックの学校映画祭 SCHOOL OF ROCK FILM FESTIVAL」は、8月9日(土)から8月22日(金)まで、大阪・アメリカ村のシネマート心斎橋で各日21時30分から上映。料金は1,300円、『ハーダー・ゼイ・カム』観賞者は1,000円。3作品通し鑑賞券は3,000円。

また『ハーダー・ゼイ・カム』は、同じくシネマート心斎橋で8月9日(土)から8月22日(金)まで上映予定。

詳細情報
■開催日程
8月9日(土)~8月22日(金)
 各日21時30分から上映

『ストップ・メイキング・センス』
 8月11日(月)、13日(水)、15日(金)、17日(日)、19日(火)、21日(木)

『ラストワルツ』
 8月9日(土)、14日(木)、22日(金)

『ピンクフロイド ザ・ウォール』
 8月10日(日)、12日(火)、16日(土)、18日(月)、20日(水)

■料金
1作品1,300円
『ハーダー・ゼイ・カム』観賞者1,000円
3作品通し鑑賞券3,000円

■映画館
シネマート心斎橋
大阪市中央区西心斎橋1-6-14ビッグステップビル4F、TEL 06-6282-0815)

■サイト
ロックの学校映画祭(facebookページ)
『ハーダー・ゼイ・カム』公式サイト
シネマート心斎橋