話題の「ダンス・紙吹雪あり」鑑賞　梅田で“マサラ上映”初開催へ

近年注目を集める、インド映画の「マサラ上映」が、シネ・リーブル梅田で初開催へ。『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え！No.1！！』の上映に合わせて実施される。

マサラ上映の参加客たち（写真は塚口サンサン劇場で撮影）

マサラ上映、もしくはマサラシステムとは、近年日本で人気となりつつある映画鑑賞方法。インドの地方の映画館で、「歓声や拍手を送りながらのにぎやかな観賞」が多いことから、クラッカー、紙吹雪ありの方法に発展。そしてインド映画にはミュージカルシーンも多いため、ダンスも加わった参加型観賞となった。

上映前にダンス練習

終了後の会場

最初に2001年に、大阪の動物園前シネフェスタでスタート。その後は東京などでも行われ、人気を博してきた。関西ではこれまで、シネマート心斎橋、神戸アートビレッジセンター、元町映画館、塚口サンサン劇場などが実施している。

今回実施される映画は、『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え！No.1！！』（2012年、146分）。巨大セレブ学園に通う3人の男女学生の恋と友情を、華麗な歌や踊りに乗せて描く学園ミュージカル映画で、「10分に1回はダンスシーンがある」のも見どころの一つ。東京でもマサラ上映が行われているが、今回はシネ・リーブル梅田で初開催となる。

(C)2012 EROS INTERNATIONAL MEDIA LIMITED

シネ・リーブル梅田でのマサラ上映会は、6月7日（土）の18時30分から実施予定。インド衣装着用での割引サービスも実施予定。4階に更衣室も設ける予定だという。

往年の『ロッキー・ホラー・ショー』から、最近では『アナと雪の女王』の全員歌唱バージョンなど、近年人気の高まる参加型上映。その代表格であるマサラ上映を、この機会にぜひ体感しよう。