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伊丹発のサイコサスペンス『ストロボライト』 京阪神を再び巡回上映

伊丹市を中心に制作された本格サイコサスペンス映画『ストロボライト』が、2度目の関西公開へ。第七藝術劇場、京都みなみ会館、元町映画館で順次上映される。

ストロボ_監督
『ストロボライト』の片元亮監督

映画『STROBE LIGHT』(ストロボライト、2013年、120分)は、兵庫県伊丹市を中心に、オール関西ロケで作られた映画。
監督の片元亮さんが、伊丹市の後援を受け、2010年より制作をスタート。伊丹市民によるサポーターズクラブの全面協力のもと、撮影を行い、2012年に完成させた。
完成後は、宝塚映画祭で先行上映。その評判と完成度の高さが口コミで広がり、大阪・京都・兵庫で次々と上映が決定。大阪はシネ・ヌーヴォ、京都は京都シネマ、兵庫は宝塚のシネ・ピピアで上映されるという、自主制作体制で作られた作品としては異例の公開規模となった。

ストロボライト1
(c)STROBE LIGHT製作委員会

ストーリーは、23年前に起きた殺人事件の謎を追う刑事・小林が、過去の傷と記憶の混乱の中で、事件の真実にたどりつく物語。刑事物のサスペンスを軸に、主人公と恋人のラブストーリーを巧みにからませる。
劇中は東京という設定だが、ほぼ伊丹でロケを行ったという。「よくあるご当地映画以外にも、関西でも全国に通用する映画が作れることを示したかった」と話す片元監督。「インディペンデントな雰囲気の映画ではなく、普段ミニシアターに足を運ばない人にも観てもらいやすい作品を作りたい」その思いが、本格サスペンスというジャンルを選ばせた。

上映開始後は、口コミや俳優人気が拡大し、徐々に動員人数が増加。中にはアクリルストラップを自作してくれたり、何回も劇場に足を運んでくれたりと、熱心なファンもあらわれ、「非常にありがたかった」と振り返る。

ストロボ_ストラップ
ファン自作のアクリルストラップ

一度は関西での上映が終了したものの、「まだまだ関西から発信していきたい」との思いから、劇場上映の準備を進めてきた片元監督たち。その甲斐あり、今回再び関西での巡回上映が実現した。
「地域と共に作られた映画を、その地域から発信していく」をテーマに、関西での上映を精力的に続ける同作。
新たな“ご当地映画”の形を、いま一度この機会に映画館で目撃したい。

映画『ストロボライト』は、大阪・十三の第七藝術劇場で5月17日(土)から5月29日(木)まで上映予定。そのあと京都みなみ会館で6月14日(土)から6月22日(日)まで、神戸の元町映画館で7月19日(土)から8月1日(金)まで上映が予定されている。

予告編

1分間PR

詳細情報
上映日程 第七藝術劇場
 5月17日(土)~5月29日(木)

京都みなみ会館
 6月14日(土)~6月22日(日)

元町映画館
 7月19日(土)〜8月1日(金)

映画館 第七藝術劇場
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F、TEL 06-6302-2073)

京都みなみ会館
京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993)

元町映画館
神戸市中央区元町通り4-1-12、TEL 078-366-2636)

サイト 『ストロボライト』公式facebookページ
https://www.facebook.com/strobelightmovie
『ストロボライト』公式サイト
http://www.strobelight-movie.com/
第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/
元町映画館
http://www.motoei.com/
伊丹で作り上げた本格サスペンス 『ストロボライト』いよいよ公開[ニュース]
http://www.cinepre.biz/archives/7123