塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

珠玉の名作短編3本を上映 立誠シネマで「手仕事のアニメーション」

米アカデミー短編アニメーション賞に輝いた『つみきのいえ』など3作品を上映する「手仕事のアニメーション」が、京都の立誠シネマプロジェクトで実施される。

手仕事アニメ1

「手仕事のアニメーション」は、短編アニメ作品の特集上映。『踊る大捜査線』シリーズや『ALWAYS 三丁目の夕日』などの映画製作でも知られるプロダクションROBOTと、『ジュブナイル』(2000年)、『リターナー』(2002年)などを手がけた白組の計3作品を一挙に上映する。

まずROBOTからは、日本で初となる米国のアカデミー短編アニメーション賞に輝いた『つみきのいえ』(2008年、12分)。水没した土地で、家を積み上げながら暮らす老人が、落とし物を探しに海へ潜る物語を描いている。

つみきのいえ
『つみきのいえ』©ROBOT

同じくROBOTの最新作『ゴールデンタイム』(2013年、22分50秒)も上映。高度経済成長期からバブル期に向かう1980年代の日本で、捨てられたテレビやその他廃品たちの悲喜劇がテーマとなっている。

ゴールデンタイム
『ゴールデンタイム』©ROBOT

白組からは、『タップ君』(2013年、23分)が選出。ヨーロッパのある町の靴職人に、タップダンサーが修理の依頼にやってくるところから物語が始まるコマ撮りアニメーションだ。

タップ君
『タップ君』©白組

なお立誠・シネマ・プロジェクトのロビーでは、上映期間中に『ゴールデンタイム』の稲葉卓也さんの個展を実施する。入場無料。
また初日の4月26日(土)13時の回上映後には、稲葉卓也さんによるトークショーとサイン会も予定されている。

手仕事アニメ2

「手仕事のアニメーション」は、京都の立誠・シネマ・プロジェクトで4月26日(土)から5月23日(金)まで開催予定。

あたたかみのある珠玉のアニメーションたち。
そのステキな世界観に、ひたりに行こう。

「手仕事のアニメーション」予告編

詳細情報
開催日程 4月26日(土)~5月23日(金)
料金 ・前売 1,000円

・当日
 一般1,200円、学生・シニア・障がい者・シアター会員1,000円
 中学生以下600円、未就学児童無料

※「稲葉卓也個展 ボクの練金時間(ゴールデンタイム)」は入場無料

映画館 立誠シネマプロジェクト
京都市中京区備前島町310-2元・立誠小学校南校舎3F、TEL 080-3842-5398)
サイト 手仕事のアニメーション
http://risseicinema.com/movies/3421
『ゴールデンタイム』公式サイト
http://www.robot.co.jp/special/goldentime/
立誠シネマプロジェクト
http://risseicinema.com/