「メソッド」と名付けられた作品鑑賞後の新たな楽しみ方を提案する「一般批評学会」の映像編が、再び大阪・十三のシアターセブンで開催される。
「一般批評学会」は、2011年から活動している有志チームで、最初は「金曜日の試写室」と題した定例イベントなどからスタート。作品をモチーフに新たなスタイルのコミュニケーションを生み出そうと、「メソッド」と呼ばれる「作品鑑賞後のルール」や「感想の整理方法」をいくつか創出してきた。
代表的なものは、「参加者の1人をその作品の制作者と仮定し、他の参加者たちから自由に質問をさせる」という「モクアミ」メソッドや、作品を観賞したあと、1人でチャートに従いながら思うことを書いていき、その結果生まれた感想を楽しむメソッド「おけらチャート式」など。
現在はこれらのメソッドをもとに、対外的なイベントを精力的に展開。
今年1月の大阪・十三のシアターセブンでの実施を皮切りに、2月に谷町六丁目のコワーキングスペース往来、3月に難波の元美容院・ニノン、4月には大阪府立江之子島文化芸術創造センターと、様々な場所で開催してきた。
扱うテーマも、「映像」や「おしゃれ」「作品」とさまざま。参加者からの持ち込みも歓迎している。
今回は、3カ月ぶりにシアターセブンで、「映像編」を開催。シアターセブンのスクリーンを使用し、2分から5分程度の映像を観賞した後、「メソッド」を体感してもらう催しとなる。
またゲストには、京都のボードゲーム制作会社タンサンファブリークの朝戸一聖さんを迎える。
「もちより!!! 一般批評学会( 映像)」は、4月25日(金)に大阪・十三のシアターセブンで開催予定。
当日上映する映像作品の応募も受付中。詳しくは公式サイトへ。
詳細情報 |
開催日程 |
4月25日(金) 19時開場、19時15分開始 |
料金 | 1,000円(パンフとバッヂ付き)+1ドリンク代500円 |
開催会場 |
シアターセブン (大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5F、TEL 06-4862-7733) |
サイト |
一般批評学会 http://www.strikingly.com/ippanhihyo シアターセブン http://www.theater-seven.com/ 映像をユニークな視点で解きほぐす 一般批評学会が開催[レポート] http://www.cinepre.biz/archives/9901 |