4月4日(金)、大阪・宗右衛門町にトークライブハウス「ロフトプラスワン・ウエスト」がオープン。オープニングセレモニーが行われ、満場の客がその門出を祝った。
「ロフトプラスワン」は、1995年に新宿でスタートしたトークライブハウス。音楽・映画・マンガ・お笑いなど様々なカルチャーを対象に、連日多様なトークイベントを実施。「サブカルチャーの殿堂」として、若者を中心に多くの人気を集めてきた。
その後、姉妹店として「新宿ネイキッドロフト」、「阿佐ヶ谷ロフトA」をオープン。4店舗目となる今回は、はじめて東京以外への出店となる。
オープン初日の4月4日(金)は、「LOFT GO WEST…一度カウンターに入って見たかった2014」と題したイベントを開催。
まず、ロフトプロジェクト代表でロフト席亭の平野悠さんが登場し、今回の大阪初進出について思いを語った。
「最近、全国にトークスペースがどんどんできてきて、ブームを感じます。ぼくらも大阪と東京をつないでいきたいと思い、乗り込んできました」と話す平野さん。
大阪については「東京に吉本興業が入ってきた時、僕らは温かく迎えました」と会場の笑いを誘いながら、「大阪の人も、東京からやって来た僕らをあたたかく迎えてくれたらありがたいです」と発言。宗右衛門町というエリアについても、「若者がなかなか来ない場所になってしまったと聞きます。ロフトプラスワンができることで、若者がまた来るようになれば」と意気込んだ。
最後には、「東京のものを持ってくるのではなく、大阪で育ったカルチャーを東京に持っていくぐらいの意気込みで、とりくんでいきます」と高らかに宣言。満場の客に大きな拍手が送られた。
その後は、ロックバンド「ARB」のKEITHさんや、バンド「ニューロティカ」のイノウエアツシさん、バンド「THE GELUGUGU」のGEN CHAMACさん、その他様々なゲストが出演し、トークイベントを深夜まで開催した。
ロフトプラスワンウエストでは、連日連夜トークイベントを実施中。現在、4月は毎日の予定がほぼ決定、5月以降も多くのイベントがすでに計画されている。
映画関係では、4月10日(木)に、往年の角川映画についてのトークイベント「スケキヨナイト~懐かしの角川映画を語ります!~」が行われるほか、4月18日(金)には、「関西カルチャーの時代が来る! トーク&ライブ大宴会」と題し、さまざまな関西カルチャーのキーパーソン20人が語り合う一大イベントも予定されている。
■サイト
ロフトプラスワン・ウエスト
http://www.loft-prj.co.jp/west/
「来てから読むか、読んでから行くか」大阪で往年の角川映画トーク[ニュース]
http://www.cinepre.biz/archives/11475
関西カルチャーの時代が来る! トーク&ライブ大宴会
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/22036