「自分の夢つかんで」藤澤ノリマサさんが語る『ワンチャンス』の魅力

3月21日（金・祝）から公開される映画『ワンチャンス』のミュージック・アンバサダーに、ポップオペラアーティスト・藤澤ノリマサさんが就任。同作の魅力をPRした。

ポップオペラアーティストの藤澤ノリマサさん

映画『ワンチャンス』（2013年、104分）は、イギリスの国民的オーディション番組でオペラを歌い、一躍世界的な名声を獲得したポール・ポッツの半生を描く作品。主演はジェームズ・コーデン。歌声はポール本人が吹き替えている。

また藤澤ノリマサさんは、北海道出身の「ポップオペラ」アーティスト。ポップスとオペラを融合した独自のジャンルを開拓し、楽曲のリリースや全国コンサートツアーなどに精力的に取り組んでいる。

同作の元となったイギリスのオーディション番組をリアルタイムで観賞し、感動したという藤澤さん。「でもポール・ポッツの成功前の人生は知りませんでした。この映画を観て、すごい人生だな、と。苦労があるからこそ、ステージの上で歌っていても自信になっているのだな、と思いました」と話す。

ポール・ポッツとの共通点も多いという藤澤さん。ポップオペラという前例のないジャンルに挑戦続けることができたことに、「ポール・ポッツにも家族の支えがありましたが、ぼくも家族のおかげでつづけることができ、とても共感した」という。
ほかにも、自身がファーストコンサートの後に父親に『勝ったね』と声をかけられたことを振り返り、「ポールが父親に認められていくところも似ていますね」と話した。

「ミュージシャンにとって、毎回のコンサートが“ワンチャンス”。一回一回を大切にしながらやっていきたいと思います」と話す藤澤さん。
本作の魅力について聞かれると、「夢をあきらめないことの大切さを教えてくれる作品。これは、歌手だけでなく、どんな職業の人にも当てはまることだと思います。いろんな人に観てもらって、自分の夢をつかんでもらえたら」と期待を寄せた。