名作アニメにオールナイトも　京都2館で「ヨリ道ノススメ」関連企画

京都文化博物館で開催中の「ぶんぱく青春映画祭　ヨリ道ノススメ3」関連企画として、元・立誠小特設シアターでアニメ特集、京都みなみ会館でオールナイト上映がそれぞれ実施される。

元・立誠小特設シアターで実施されるアニメ特集

「ぶんぱく青春映画祭　ヨリ道ノススメ3」は、「青春」をキーワードに集められた実写・アニメ作品47本を日替わりで上映する企画の関連イベント。現在京都文化博物館で実施されており、1作500円で往年の名作を鑑賞できることから人気を集めている。

今回は同企画に合わせて、京都のミニシアター2館で関連企画を実施。
まず京都の元・立誠小特設シアターでは、「ヨリ道ノススメ　 りっせいアニメタイム」と題し、往年のアニメ作品を集結。
「ルパン三世」TVシリーズのPART1とPART2、「名探偵ホームズ」、「じゃりん子チエ」、「パンダコパンダ」の4シリーズを11日間にわたって上映する。

『ルパン三世』原作：モンキー・パンチ ©TMS	『名探偵ホームズ』©RAI・TMS
『じゃりン子チエ』©はるき悦巳／双葉社・TMS	『パンダコパンダ』©TMS

一方京都みなみ会館では、「オトナのヨリミチ　夜の青春映画特集」と題したオールナイトイベントを企画。3月29日（土）の夜から翌朝にかけて、青春を描いた往年の3作品を連続上映する。
セレクトされたのは、中上健次原作の短編を映画化した話題作『十九歳の地図』（1979年、109分）、同じく中上健次原作、水谷豊主演の『青春の殺人者』（1976年、120分）、萩原健一・桃井かおりら出演の『青春の蹉跌』（1974年、85分）。

『青春の殺人者』©1976 今村プロ／東宝

また、それぞれの企画に合わせたゲストトークも実施予定。
元・立誠小特設シアターでは、3月23日（日）に「じゃりん子チエ」原作・はるき悦巳先生の担当編集者である桑野文徳さんが、3月29日（土）に『モテキ』『恋の渦』などで知られる大根仁監督が来場する。
京都みなみ会館ではオールナイト中に、『十九歳の地図』の柳町光男監督と、立命館大学映像学部准教授の川村健一郎さんが登壇する。

元・立誠小特設シアターの「ヨリ道ノススメ　 りっせいアニメタイム」は3月21日（金・祝）から3月31日（月）まで、京都みなみ会館の「オトナのヨリミチ　夜の青春映画特集」は3月29日（土）夜から翌朝まで、それぞれ開催予定。

大人になった今。青春を思い出すひとときに、「寄り道」してみよう。