大阪アジアン映画祭の開幕に合わせ、3月7日(金)にJR大阪駅・大阪ステーションシティ5階の「時空の広場」で「アジアンスターフェスティバル」が開催。王貞治さん、俳優の永瀬正敏さんらが登場した。
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大阪アジアン映画祭は、大阪市内の複数の映画館で同時に開催される一大映画イベント。今年で9回目となる。アジアの旬で優れた映画を多数上映し、多くの映画ファンから人気を博している。
今回は、同映画祭のオープニング作品として、台湾の高校野球部の実話を映画化した青春群像劇『KANO』が選ばれたことから、同作出演の永瀬正敏さん、坂井真紀さんの登壇が決定。
さらに日本を代表するプロ野球選手・プロ野球監督として、王貞治さんが出席。王さんは同作の顧問もつとめている。さらに同作のウェイ・ダーションエグゼクティブプロデューサー、マー・ジーシャン監督も登壇し、大阪ステーションシティ5階の時空の広場にセットされたレッドカーペットで、セレモニーを行った。
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今回のオープニングセレモニーでは、『KANO』にあわせて大阪と台湾の交流をアピールするため、同地域の関係者が勢ぞろいした。
まず大阪代表として松井一郎大阪府知事、台湾代表として台北駐日経済文化代表処代表シェン・スーチュンさん、嘉義市長ファン・ミンフイさんが登壇。そして王貞治さんがサインを入れた2個のボールに、お互いがサインし、それぞれのボールの交換を行った。
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王さんは「映画にでているのは現役の若い選手たちです。彼らが一生懸命プレイした映画ですから、ホンモノの野球映画と言えると思います」とPR。
「日本の若い人に、やっぱり野球って素晴らしいんだな、見るよりやる方が楽しいんだな、と思ってもらえれば」と期待を寄せた。
そのあとは、映画関係者が多数登場。主演の永瀬正敏さんをはじめ、出演者坂井真紀さん、ウェイ・ダーションプロデューサー、マー・ジーシャン監督らがレッドカーペットを歩くと、大きな拍手が巻き起こった。
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その後は出演者らが挨拶。
永瀬さんは「今回のレッドカーペットが今までで一番うれしいですね。それは、台湾から仲間がいっぱい駆けつけてくれたからです。みなさんにも拍手をお願いします」と呼びかけた。坂井さんは、「この映画をはやく日本のみなさんに見せたかった。この日を迎えられてとてもうれしい」と感無量に。
台湾について聞かれた永瀬さんは「やっぱり人ですね。あたたかく僕たちを迎えてくれました。台湾の人にあたたかみを感じました」と振り返った。
その他の出演者からも挨拶や作品についての紹介が行われた。マー・ジーシャン監督は「自信をなくしかけていた人も映画をみて自信を取り戻す、その力を持っている作品だと思っています」とアピール。大きな拍手のなかセレモニーが終了した。
第9回大阪アジアン映画祭は、2014年3月7日（金）から16日（日）まで、大阪市内の映画館やその他会場で開催されている。
■サイト
第9回大阪アジアン映画祭
http://www.oaff.jp/2014/
アジアン映画祭OP作品決定 永瀬正敏主演の青春ドラマ『KANO』
http://www.cinepre.biz/archives/8940
綾野剛主演『そこのみにて光り輝く』、アジアン映画祭閉幕作品に
http://www.cinepre.biz/archives/9915
