大阪・九条のシネ・ヌーヴォで2月14日（金）、上映中の『ほとりの朔子』出演者の杉野希妃さんが登壇し、舞台あいさつを実施。抽選でバレンタインのプレゼントも行われた。
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『ほとりの朔子』（2013年、125分）は、二階堂ふみさん主演、深田晃司監督の映画作品。大学受験に失敗した二階堂さん演じる朔子が、夏に叔母と訪れた海と山のほとりの避暑地で過ごす物語で、叔母の友人やその甥たちと出会っていくなかで、少しずつ動いていく変化の様子を描いている。
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杉野希妃さんは、同作に出演兼プロデュースというかたちで参加。もともと深田晃司監督の『歓待』（2010年）などに出演し、また東京国際映画祭では特集上映が組まれるなど国際的な評価も高い女優だったが、近年はプロデュース業にも注力。映画の企画から実行、宣伝に至るまで、多くの作業を精力的に手がけている。
今回は、上映中の同作に合わせて、シネ・ヌーヴォを訪れ、上映前と上映前に舞台あいさつを実施。あいにくの大雪の天候となったが、観賞に訪れた方の前で、同作についての思いなどを語った。
今回の『ほとりの朔子』の制作について、「今までは主演していたが、今回は脇役として出演したことで、作品を客観的に見られるようになってきました。親のような視点と言うか、そんな感覚でした」と振り返る杉野さん。二階堂ふみさん、鶴田真由さんらキャストの方については、「本当に素敵な人ばかり。こういう人たちと一緒に仕事をできたのが、役者としてもプロデューサーとしても得るものがすごく大きかったし、幸せでした」と絶賛した。
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ほかにも劇中のとある音楽を杉野さんが歌っていることについての裏話だったり、あるシーンでの深田監督の一風変わった演出について紹介を行うなど、ここでしか聞けない話も多数披露された。
最後に「旅をするような感覚で、みなさんもいっしょに、ほとりをただよっていだたければ」と呼びかけて、舞台あいさつは終了。
またバレンタインと言うことで、当日パンフレットを購入した方に抽選で、杉野さんからのバレンタインチョコのプレゼントも行われた。
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映画『ほとりの朔子』は、2月8日（土）から3月21日（金）まで、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで上映されている。京都・東寺の京都みなみ会館と、神戸の元町映画館で3月15日（土）から上映予定。
| 予告編 |
■サイト
『ほとりの朔子』公式サイト
http://sakukofilm.com/
シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/
二階堂ふみ主演、18歳の夏物語 『ほとりの朔子』関西で上映へ
http://www.cinepre.biz/archives/10107
『ほとりの朔子』をイラストレビュー／ペンギンシネマ放談 vol.01
http://www.cinepre.biz/archives/10104
