新たな才能を発掘し、多くの映画監督を輩出してきた「ぴあフィルムフェスティバル」が、2014年秋の開催に向けた作品募集をスタートさせる。
ぴあフィルムフェスティバルは、1977年より実施されているインディーズ映画の上映イベント。自主制作の才能を発掘することを目指し、毎年応募作品を募集。厳正な審査のもと、優秀作を選出する「PFFアワード」を実施し、全国で上映イベントを開催している。
黒沢清さん、園子温さん、橋口亮輔さん、塚本晋也さん、矢口史靖さん、李相日さん、内田けんじさん、石井裕也さんといった、多くの映画監督が、才能を見こまれ、商業デビューを果たしたことでも知られている。
2013年も多くの才能を輩出。橋本一監督や中井美穂アナウンサー、俳優の森山未來さんらが最終審査員となり、受賞作品を決定した。グランプリには、茨城の田舎町を舞台にした市川悠輔監督のロードムービー『夜とケイゴカー』が選出。唯一関西出身となった泉谷智規さんの『女島』も、優秀作16本に選ばれた。
海外映画祭への出品を精力的に行っているのも、PFFの特徴の一つ。2013年の入選作『山守クリップ工場の辺り』がバンクーバー国際映画祭でグランプリを受賞するなど、海外への認知度を拡大している。
今回は、2014年9月以降の上映イベントに向けて、PFFアワード2014の作品を募集。2月3日(月)から3月25日(火)まで、作品の応募を受け付ける。フォーマットや上映時間、年齢などの制限はなく、誰でも、どんな作品でも応募することが可能。
「毎年500本を超える応募作品を、1秒も見逃すことのないよう、真摯に作品審査に臨んでいます」というPFF。
映画人としての活躍を考えている方は、ぜひともチャレンジしていただきたい。
詳細情報 |
応募日程 | 2月3日(月)~3月25日(火)当日消印有効 |
サイト |
ぴあフィルムフェスティバル http://pff.jp/jp/ PFFアワード2014作品募集 http://pff.jp/jp/award/entry/ インディーズ映画の新星、今年もザクザク 京都・神戸でPFF開催へ http://www.cinepre.biz/archives/8420 |