大阪・ミナミを中心に制作され、現在関西各館で上映中の『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』。シネ・ヌーヴォで12月29日(日)の上映後に、「年忘れトーク」が開催され、リム・カーワイ監督と同館支配人・山崎さんが登壇。終了後には観客らとともに近くの居酒屋での忘年会も実施された。
乾杯する監督(写真左から3人目)やシネ・ヌーヴォスタッフ、観客ら |
『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』(2013年、103分)は、心斎橋、道頓堀、アメリカ村など、大阪・ミナミを舞台にした恋愛ムービー。マレーシア出身のリム・カーワイ監督が、日本・香港・韓国を行き来する恋の物語を手がけた。ある年のクリスマスから年末、年始にかけての2組の男女の恋愛模様を主軸に、ミナミを「おしゃれなスポット」としての目線から描いている。
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今回は、シネ・ヌーヴォでの2013年の上映納めとなった12月29日(土)、リム監督と同館支配人の山崎さんが登壇。「年忘れ!?トーク」と題し、トークショーを実施した。
もともとシネ・ヌーヴォとの縁が深く長いというリム監督。出身地のマレーシアから来日し、大阪の大学に通っていたころから、映画好きの一青年として同館をよく訪れていたと話す。
その後映画監督を志したリム監督。制作した作品がシネ・ヌーヴォで上映されることが増えたという。さらに大阪・新世界を舞台にした前作『新世界の夜明け』も同館で上映され、そのことが今回の新作を手がけるきっかけになったことから、「この作品が生まれたのは、ほんとうにシネ・ヌーヴォのおかげ。運命的なものを感じました」とふりかえった。
登壇するリム監督(写真左)と山崎支配人 |
大阪で映画をつくったことについて「大阪の良さを再発見できました」と話すリム監督。今後の作品についても、「ぜったいシネ・ヌーヴォでは上映したいと思っています」と宣言。最後に「良いお年を」としめくくり、拍手のなか閉幕となった。
パンフレットを手にする2人 |
トーク後は、観客の希望者とともに、リム監督や山崎支配人、シネ・ヌーヴォスタッフらが近くの飲食店に移動しての、忘年会の場が設けられた。
『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』は、元・立誠小学校特設シアターでの上映が終了。元町映画館では2014年1月3日(金)まで、第七藝術劇場で1月10日(金)まで、シネ・ヌーヴォで1月24日(金)まで、それぞれ上映される。
予告編 |
詳細情報 |
上映日程 |
・シネ・ヌーヴォ ~2014年1月24日(金) ・第七藝術劇場 ・元町映画館 ※年末年始の休館日は各劇場HPを参照 |
映画館 |
シネ・ヌーヴォ (大阪市西区九条1-20-24、TEL 06-6582-1416) 第七藝術劇場 元町映画館 |
サイト |
『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』公式サイト http://flyme2minami.com/ シネ・ヌーヴォ http://www.cinenouveau.com/ 第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/ 元町映画館 http://www.motoei.com/ 異国の美女2人と神戸デート? 『恋するミナミ』がユニーク企画【キネプレニュース】 http://www.cinepre.biz/?p=8496 |