アジアン映画祭OP作品決定　永瀬正敏主演の青春ドラマ『KANO』

2014年の第9回大阪アジアン映画祭のオープニング作品が決定。台湾の高校野球部の実話を、永瀬正敏さん主演で映画化した青春群像劇『KANO』がお披露目される。

写真提供：大阪アジアン映画祭

大阪アジアン映画祭は、来年で9回目を迎える映画祭。「優れたアジア映画の鑑賞機会を増やす」ことを目的に毎年開催され、映画ファン・アジアファンだけでなく多くの人から、大阪の春の定例イベントとして人気を博している。
今年3月には、梅田ブルク7、梅田ガーデンシネマ、第七藝術劇場、シネ・ヌーヴォなど大阪の映画館をまたいで開催。オープニング作品には、香港ノアールの名手としてしられるジョニー・トー監督の『毒戦』が選出され、日本初公開された。

来年3月の第9回のオープニング作品として上映されるのは、台湾映画の『KANO』。主演の永瀬正敏さんをはじめ、大沢たかおさん、坂井真紀さんら日本人俳優が多数出演している。
監督は、台湾で俳優として活躍しながら、テレビドラマの監督としても評価の高いマー・ジーシアンさん。第7回大阪アジアン映画祭で観客賞を受賞したほか、多くの映画祭で高い評価を得た『セデック・バレ』などを手がけたウェイ・ダーション監督が、製作総指揮をつとめている。
本作は、日本統治下にあった台湾にあった「嘉義農林高校（略して「嘉農（KANO）」）」の野球部の実話を映画化したもの。松山商業高からきた永瀬演じる鬼コーチのもと、弱小高のKANOが、台湾代表として甲子園大会決勝戦まで駒を進めるという、熱血青春ドラマとなっている。

第9回大阪アジアン映画祭は、2014年3月7日（金）から16日（日）までの開催を予定している。『KANO』のオープニング上映は、3月7日（金）に梅田ブルク7で実施予定。
アジア映画の話題作を、今から心待ちにしよう。