新作映画の魅力などを紹介するイベント「映画総合案内所」が、7月12日(金)の夜、本町の「CROSS BEAT hommach」で行われ、夢人塔の浅尾典彦さんがトークを披露した。
「映画総合案内所」を開催した浅尾さん |
「映画総合案内所」は、今年で活動35周年を迎えた、「SF・ホラー・ファンタジーを文化として昇華するべく」活動するチーム夢人塔の浅尾典彦さんが、旬な映画をおすすめするべく実施した1日限定バーイベント。
「新作映画を紹介する場を作りたいと思っていた」という浅尾さんが、同場所を運営するグッドスピードの藤井さんとタッグを組み実施。東宝、東宝東和、松竹、角川、日活、パラマウントなど、大手配給・宣伝会社11社の協力を得て、新作映画26本のトレーラーや関連映像を上映した。
まずは「この夏、×××な映画」というテーマに、浅尾さんと藤井さんがそれぞれオススメ映画を紹介。『少年H』や『風立ちぬ』、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『怪盗グルーのミニオン危機一髪』など、話題の大作から隠れた名作まで、予告映像を流しながら軽快なトークで各作品の魅力を語りつくした。
また『ワイルドスピード EURO MISSION』では秘蔵のメイキング、『彌勒』では下鴨神社での奉納上映の様子など、「ここでしか観れない映像」も多数上映された。
途中では、東宝東和の担当者や、浅尾さんが運営しているユーストリーム番組「タケちゃんあさちゃんのサブカルワンダーランド!!」の相方、竹房敦司さんらも登壇。スクリーンで繰り広げられる新作映像の魅力を、様々な角度から紹介した。
配給会社の担当者も参加 |
ナレーター・声優としても活躍する竹房さん(写真中央) |
また『スター・トレック イントゥ・ダークネス』や大友克洋最新作『SHORT PEACE』、『ワイルドスピード EURO MISSION』など、配給会社から提供された特製グッズも登場。じゃんけんで勝ちぬいた参加者にプレゼントされた。
プレゼントをかけたジャンケン大会も |
同イベントの模様は、「タケちゃんあさちゃんのサブカルワンダーランド!!」でも一部紹介されている。
1975年から映画の宣伝に携わっている浅尾さん。「今後も、映画の魅力を紹介する催しを企画していきたい」と意欲を見せる。大阪・十三のシアターセブンでは、映画を観ながら“みんなで作品にツッコミを入れる”「グラインド・カフェ」も毎月1回実施している。
■「タケちゃんあさちゃんのサブカルワンダーランド!!」第22回
■サイト
夢人塔
http://www.jttk.zaq.ne.jp/mujinto-2000/
軽妙トークで学ぶモンスター映画の魅力 大阪・十三 【キネプレレポート】
http://www.cinepre.biz/?p=5667