1/15(土)昼に、小説『フェイドアウト』出版記念トークイベントをワイルドバンチで開催!同作を執筆した武部好伸さん(東龍造さん)とサイレント映画の楽士・鳥飼りょうさんをお迎えし、映画黎明期の物語をひもときます。
■イベントタイトル
小説『フェイドアウト』出版記念トーク
映画黎明期物語の創作マル秘話
■内容
日本での最初の映画上映をめぐり、関西で熱い戦いが繰り広げられていた――
大阪の実業家・荒木和一がエジソン社と直談判して日本に輸入した映写機「ヴァイタスコープ」と、それにまつわる日本の映画黎明期の物語が、小説になりました!
著者は『大阪「映画」事始め』を記したエッセイスト・武部好伸さん。
「東龍造」という新たなペンネームで、初めての小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)を上梓しました。
今回はその出版を記念し、トークイベントを開催。
武部さん(東さん)に、創作秘話や、エッセイストから小説執筆への取り組み方の変化、フィクションを描くときに気を付けたことなど、創作マル秘話を伺います。
もちろん当時の映画黎明期のエピソードもたくさん。
さらに当日は、当店の「キネピアノ」でピアノ伴奏を行っている楽士の鳥飼りょうさんも特別に登壇。当時のサイレント映画事情について解説を行うほか、作中に出てくるエジソン社の作品などを特別に上映。鳥飼さんがピアノで伴奏します。
※同じ1/15(土)夜19時からは、同じくワイルドバンチで、鳥飼りょうさんの楽士の仕事をひもとくトークイベントが開催されます。ぜひこちらも併せてご検討ください。詳細はこちら。
ゲスト |
■武部好伸さん
エッセイスト。
1954年生まれ。元読売新聞大阪本社記者。関西大学社会学部非常勤講師。日本ペンクラブ会員。主な執筆テーマは映画、ケルト文化、洋酒。日本経済新聞、その他のメディアに映画評、映画エッセイを寄稿。著書に『大阪「映画」事始め』(彩流社)、『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』『ウイスキー アンド シネマ2 心も酔わせる名優たち』(淡交社)、『シネマティーニ 銀幕のなかの洋酒たち』(同)、『ぜんぶ大阪の映画やねん』(平凡社)、「ケルト」紀行シリーズ全10巻(彩流社)など多数。
2021年に、自身の初の小説となる『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)を「東龍造」名義で執筆。
■鳥飼りょうさん
サイレント映画専門の楽士。ピアノ、パーカッションを演奏。
2012年、Planet+1で大森くみこが活動弁士を務めるユニット「深海無声團」のパーカッショニストとしてデビュー。
その後2015年に、神戸映画資料館でピアノのソロ伴奏デビュー。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は500以上。
映画に寄り添うその演奏は好評を博し、国内外の映画祭や劇場等での伴奏上映に多数出演。
2018年、神戸発掘映画祭でフィルムアルヒーフ・オーストリア(オーストリア国立アーカイブ)が修復した『オーラックの手』デジタル復元最新版のワールド・プレミア上映で伴奏を担当。
また、定期上映としてPlanet+1の「映画の樹シリーズ」(2015年~)、元町映画館の「SILENT FILM LIVE」(2018年~)、シネマパブ ワイルドバンチの「キネピアノ」(2020年~)で
それぞれ伴奏を担当(いずれも現在継続中)。
現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人として関西を中心に活動している。無声映画振興会代表。
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詳細情報 |
■日程
1月15日(土)
■時間
14時30分開場
15時スタート
17時終了予定
■料金
予約1,500円
※定員40名、予約先着順に締め切ります
■予約
以下のフォームにご記入ください。
「開催日」の欄に「フェイドアウト」と記入し、その他「お名前」「メールアドレス」「人数」を記載の上、送信してください。
学生の方は、大学生、もしくは専門学校生・高校生である旨を、ご意見・ご質問の欄に記入してください。
キネプレ編集部からの返信をもって予約完了とします。
※「メールが届かない」というお問い合わせを多数いただいています。
「info@wildbunch.biz」からのメールが届くように設定をお願いいたします。
また、ワイルドバンチ店頭でも予約は受け付けています。スタッフにお伝えください。
■開催会場
シネマパブ・ワイルドバンチ
(大阪市北区長柄中1-4-7-1F)
■サイト
・キネピアノ
・「ワイルドバンチ」(キネプレ内ページ)
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