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大阪・天満宮の映画書籍古書店「駒鳥文庫」が閉店 書籍や蔵出しDVDをセール中

大阪天満宮近くの映画書籍専門の古書店「駒鳥文庫」が12月24日(土)に、6年間にわたる営業を終了する。現在は、店頭の書籍を半額で提供するなど、セールを実施中。

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駒鳥文庫は、映画関連書籍専門の古書店。学生時代には映画を制作をしていたほどの映画好きの店主・村上淳一さんが、2010年大阪・天神橋にオープンした。店名はアニメーションの「コマ撮り」から命名したという。
2014年11月に、現在の場所である、大阪天満宮の参道に移転。店舗面積を増やし、喫茶カウンターも設置した。店内では、国内外の映画関連書籍やパンフレット、ポスターなど販売している。

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今回の閉店に合わせて、閉店セールを開催中。店頭の本のほとんどを半額で提供するほか、蔵出しDVDなどの在庫も大放出する。12月24日(土)まで。
閉店の理由について、村上さんはブログを更新。そこでは、2017年から瀬戸内海に夫婦で移住することを記している。縁があり、あるプロジェクトに携わる機会に恵まれたという。「折角ここまで駒鳥文庫として7年間何とか頑張ってきたのにモッタイナイとは、正直少し、いやかなり思いました。ですが、それもこれも駒鳥文庫としての活動が結実した結果であり、今回この運命の悪戯を、思う存分楽しんでみようとの結論に至りました」と決意について語っている。

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同店の6年間については、「カウンターに座って毎日お店番していると、まるで駒鳥文庫という一本の映画を見ているような、この先果たしてどうなるのか、ましてやラストはどうなることやらと、ハラハラドキドキしっ放しの毎日でした」と振り返る村上さん。「『お店はまるで映画のようだ』とお話しさせていただいたことがあります。お店という舞台に様々な登場人物がやって来て、そこで様々なドラマが生まれます。本を買いに来る人売りに来る人。お会いできて嬉しかった人や、ただただ残念ありがた迷惑な人も。時には笑い、時には涙し、浮かれ気分なこともあれば、腑が煮え繰り返ることも無きにしも非ず」と懐かしがるが、「今回の駒鳥文庫閉店は、ラストシーンかと思いきや、脚本構成でいうところの、序破急の「序」となります」と、新たなステージへの意欲を見せている。

駒鳥文庫は、12月24日(土)をもって閉店。現在閉店セール中。営業時間は12時~19時、月曜定休。

詳細情報
■閉店日
12月24日(土)

■営業時間
12時~19時

■定休日
月曜

■店舗情報
駒鳥文庫
大阪市北区天神橋1-14-11天神ビル101号室、TEL 06-6360-4346

■サイト
駒鳥文庫
駒鳥文庫閉店のお知らせ