大阪・九条のシネ・ヌーヴォが“社運をかけて”10月25日(土)から8週間実施する「黒澤明映画祭」の全容が発表された。24,000円の観放題パスも。
今年2014年が、黒澤明監督の代表作の一つ『七人の侍』が作られて60年であることを記念した、一大特集企画。同館が“社運をかけて”送りだすことが話題となっていた。1943年の監督デビュー作『姿三四郎』から、遺作となった1993年の『まあだだよ』まで、全30作品を8週間にわたって上映する。黒澤明の全作品が揃うのは、2010年に実施された「黒澤明 生誕100年祭」以来。
上映作は、『羅生門』(1950年)、『七人の侍』(1954年)、『隠し砦の三悪人』(1958年)、『天国と地獄』(1963年)などの有名作を含む全30作。また特別上映として、大島渚監督が黒澤監督にインタビューした記録映画『わが映画人生 黒澤明監督』(1993年)の上映も行われる。
料金は、前売=1回券1,200円、5回券5,500円、当日=1,500円、など。24,000円の期間中フリーパスもある。
トークイベントも実施。10月25日(土)には映画評論家の上野昴志さん、11月1日(土)には映画監督の原一男さん、11月22日(土)には、元黒澤プロダクションのマネージャー、野上照代さんのトークが予定されている。
世界のクロサワの名作たちに、今こそどっぷりとひたりたい。
詳細情報 |
■開催日程 10月25日(土)~12月20日(金) ■料金 ・当日 ※レイト割引 19時以降の作品は1,200円均一 ■映画館 |