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評論家が今年前半の映画をぶっちゃけトーク 各ベスト1発表も

大阪のロフトプラスワン・ウエストで6月18日(水)、トークイベント「映画評論家3人の、ホントに面白かった映画はこれだ!」が開催。映画評論家の春岡勇二さん、ミルクマン斉藤さん、田辺ユウキさんが映画トークを展開した。

映画評論トーク
右から、田辺ユウキさん、ミルクマン斉藤さん、春岡勇二さん

毎年Lmaga.jpに掲載している映画コーナー「ホントに面白かった映画」シリーズのリアル出張版。お酒を飲み交わしながら、評論家たちが2014年の上半期の映画を振り返り、映画談議に花を咲かせるトークイベントとして開催された。
出演者は、かつて「プレイガイド・ジャーナル」などに参加した春岡勇二さんと、毎月1回トークイベント「ミルクマン斉藤の日曜日には鼠を殺せ!!」を開催しているミルクマン斉藤さん、宣伝やイベント企画なども手がけている田辺ユウキさん。

まずは、日本で異例の大ヒットとなったディズニーの『アナと雪の女王』の話題からスタート。そして今年前半の邦画について、多くのタイトルを例示しながら3人がざっくばらんに語り合った。
つづいて、アカデミー賞作品賞に輝いた『それでも夜は明ける』など洋画についても解説。
さらには作品だけでなく、才能を感じる俳優や監督にも言及。過去の作品なども多数引き合いに出しながら、絶賛や厳しい意見などが飛び交う濃密なトークが展開された。

途中、初めて観た映画についての質問など、事前に読者から募ったアンケートへの返答タイムも設けられ、3人が映画にまつわる思い出を披露した。
最後には、それぞれが洋画と邦画の2014年前半ベスト1を選出。春岡さんは、『チョコレートドーナツ』と『そこのみにて光り輝く』、ミルクマンさんは『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』と『抱きしめたい−真実の物語−』、田辺さんは『her/世界でひとつの彼女』『闇金ウシジマくん Part2』と発表した。

「映画というのは、いろんな人の話を聞いていくと、どんどん新しいことが出てくるし、そのためにもたくさん映画を観てたくさん話してほしい」と呼びかける春岡さん。「今日の話を聞いて、観たい映画が出来れば幸いです」と締めくくった。

詳細情報
■サイト
ロフトプラスワン・ウエスト