シネ・リーブル梅田で6月7日(土)、インド映画のマサラ上映が開催。『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』に合わせて満席の観客が、インド衣装のコスプレやダンス、クラッカーでの観賞を楽しんだ。
マサラ上映とは、インド映画の鑑賞中に「歓声や拍手、ダンス、紙吹雪、クラッカー」などを活用する参加型観賞スタイルのこと。近年日本各地の映画館で実施され、人気を拡大している。
今回は、上映中の学園青春ラブコメミュージカル『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』に合わせて開催。シネ・リーブル梅田では初のマサラ上映の実施となった。
当日は4階に更衣室スペースを設置し、インド衣装持参の方のコスプレを推奨。友人同士でおそろいのサリー風衣装を準備した参加客も見受けられた。
上映前には、去年からマサラ上映の魅力にはまり、今回は「ダンスマニュアル」も自作したチバさんがあいさつ。「マサラは大阪が発祥の地。東京でも最近行われるようになってきていますが、ここ大阪こそがと言われるように、おおいに盛り上がりましょう」と呼びかけた。
さらには、ダンサーチームによる事前レッスンも。観客たちは総立ちで、実際の作中の曲を流しながらの振り付け指導を受けた。
上映が開始すると、俳優たちが登場するシーンではクラッカーが鳴るほか、また拍手や歓声、笑い声が大きく起こるなど、普段の映画館ではなかなか見られないにぎやかな観賞に。大半がマサラ初参加者だったが、徐々にヒートアップし、終盤のダンスシーンでは多くの客が立ち上がってのダンスに興じるなど、普段味わえない観賞体験を満喫した。
神戸から訪れた女性2人組は、「はじめてで、新鮮な体験をさせてもらいました。映画館でこんなに騒いでいい、ということがまずびっくりでした」とコメント。「ぜひまた参加したいです」と笑顔を見せた。
終了後にはチバさんが「お片づけするまでがマサラです。時間に余裕のある人だけでいいので、劇場をきれいにして帰りましょう」と呼びかけ、有志たちが清掃を手伝った。
『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』は、シネ・リーブル梅田と神戸アートビレッジセンターで上映中。神戸アートビレッジセンターでは、6月14日(土)にマサラ上映も予定されている。
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