塚口サンサン劇場で5月10日(土)、アニメ映画『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』の“最叫上映”が開催され、コスプレの観客も多数集結。大絶叫の映画鑑賞を体験した。
『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』は、人気テレビアニメ「TIGER & BUNNY」の劇場版シリーズ第2作。特殊能力者たちが、企業をスポンサーにしながら街を守るヒーローとして活躍する姿を描いている作品。前作の『劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning』上映時に、「ワイルドに吠えるぜナイト」と称した、好きなシーンで大声を出しながら応援できるイベント上映を開催し、人気を博した。第2作の今回は「最叫ナイト」と名を変え、全国で開催されている。
165席のシアターが満席となった今回、コスプレ姿での参加も多く、同劇場地下1階のスペースを、同作に登場する都市やヒーロー養成所をもじった「シュテルンビルト塚口エリア ヒーローアカデミー塚口校」として開放。満員になるほどの人が訪れ、撮影会やファン同士の交流も行われた。
また会場内には、“いつも見切れている”ことで有名なキャラ「折紙サイクロン」が、まさに見切れてる状態で配置。撮影しようとする参加者に「折紙は上映終了後も見切れていますのでご安心を」と呼びかけ笑いを誘う一幕も。
上映前の最叫ナイト用特別ナレーションが流れると、マリオ役にふんした参加者が身振りを合わせて会場を盛り上げた。
上映が始まると参加者たちは、ヒーローが登場すると歓声をあげたほか、苦戦シーンでは声援、活躍すると拍手をおくるなど、普段は味わえない映画体験を満喫した。主役2人をあらわす赤と緑のサイリウムをふる人も多く見受けられた。
はじめて同劇場を訪れたという京都の女性2人組は「ちゃんと盛り上げようと努力してくれる映画館のサービスが素晴らしい。念願の最叫イベントにも参加できてうれしい」と笑顔を見せた。
『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』最叫上映は、明日5月11日(日)13時50分の回にも開催予定。若干の残席あり。
また通常上映も5月23日(金)まで実施されている。
※上映最終日の5月23日(金)にも、最叫ナイトの開催が決定。
インド映画のダンスシーンに合わせて踊る「マサラ上映」や、ロボットの戦いを応援する『パシフィック・リム』爆音激闘上映会など、さまざまな参加型上映に精力的に取り組んでいる塚口サンサン劇場。
ファンを引き付けるそのユニークな試みに、これからも注目したい。
■サイト
塚口サンサン劇場
http://www.sunsun.info/
『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』公式サイト
http://www.tigerandbunny.net/
最叫ナイトチケット販売方法について(塚口サンサン劇場ブログ)
http://ameblo.jp/t-sunsun/entry-11836163128.html