では、いよいよゲームスタートです。
最初の場には、5枚のカードがオープンされます。
今回は、「ティーンアイドル」、「業界のカリスマ」、「ミュージカル」、「名脇役」、「犬」がセッティングされました。
左から山札、「ティーンアイドル」、「業界のカリスマ」、「ミュージカル」、「名脇役」、「犬」
各プレイヤーは、それぞれの資金が最初「8」でスタートします。 また、目の前に並んだタレントカードや作品カードを「チェンジ」することができます。チェンジには資金が必要です。 タレントを雇い入れたり作品を制作した場合も、代わりのカードを1枚めくります。 制作された作品や、引退したタレントは、捨て札に積まれていきます。 なお、投資フェイズはこの記事では若干省略して描いています。ご了承ください。 |
第0話で決めた通り、最初はから。
では有り金の大半をつぎこんで「業界のカリスマ」を雇い入れます。かわりに(1枚ぺらり)「サスペンス」が出ました。「サスペンス」は「演技派」を派遣した場合、収益+1です。 | |
「演技派」が別にいるってことは、「業界のカリスマ」は演技派じゃないんでしょうか? | |
きっと体力派や(笑)。雑な演技やけど、勢いでなんとかしてきたんや(笑)。 |
が終わったので、の手番です。
じゃあ、「ティーンアイドル」を雇い入れます。代わりにでてきたのは(ぺらり)「ポルノ」。 | |
おお~! | |
早速きたよー、収益でかいよー(笑)。(「ポルノ」は収益が6もある) |
つづいて、の手番。
じゃあ「名脇役」を雇い入れて・・・(ぺらり)「ホラー」が出ました。なるほど、もともと収益が2ありますが、「ティーンアイドル」を出演させればさらに+2です。にとって、よい組み合わせが来ましたね。 | |
でも「ホラー」は、作品の評価点は全く無いんよね。いい作品作っても、たとえるならアカデミー賞候補には入らない(笑)。実際ホラー作品はアカデミー賞にはノミネートしづらいからなあ。世知辛い(笑)。 |
一概には言いきれませんが、ホラーや西部劇などは、高い評価を得ても受賞にはなかなか結び付かない傾向があるように思います。 |
「ティーンアイドル」と「ホラー」。「ホラー」は右下に勝利ポイントが書かれていない。
最後に、の番です。
わたしの番か・・・。とりあえず「サスペンス」をチェンジして、と。(「サスペンス」を捨て札にして1枚めくる)お、「セクシー女優」。 | |
おおー!(笑) | |
「セクシー女優」は、「ポルノ」に出演させると収益+2か。あと、「セクシー女優」は引退した他の人を契約して雇い入れることもできます。 | |
完全に体使ってるじゃないですか(笑)。 | |
まったく、いやらしい話や(笑)。 | |
では、雇います(笑)。代わりに出たのは(ぺらり)「敏腕会計士」か。じゃあ雇った「セクシー女優」を使って、さっそく「ポルノ」作品を作ります。 | |
一回で引退するけどいい? | |
どうせどの作品出しても一回限りだし、やります! | |
よっ、プレス○ージ! | |
(笑) | |
メーカー名を言うのはやめなさい(笑)。 | |
さっき、「ソフトオ○デ○ンド」言ってた人がなにを(笑)。 | |
そうそう、それに作ってるのは映画なんやから、せめて「Vシネマ」ぐらいに(笑) |
東映ビデオが手がけた「Vシネマ」シリーズは、いわば「テレビで観られる映画」。 映画がテレビにとって代わられる時代に、その対抗策として企画されました。 極道物やギャンブル物のほかに、アダルト系も多く扱っています。 プレス○ージは・・・いわずもがな、某アダルトビデオメーカーですね。 |
「ポルノ」は収益を稼げるけど、勝利ポイント(右下)がマイナスになる。「セクシー女優」がいると収益さらに+2。
かわりに出たのは(ぺらり)「ホラー」です。そして「ポルノ」作った収益が・・・8! | |
めっちゃ金持ってる・・・。 | |
ふっふっふっ・・・でも勝利ポイントはいきなりマイナス2点です(笑)。 | |
だいじょうぶです、1作品目はポルノで資金を稼ぐというのは、インディーズでは良くあることです(笑)。 | |
そうそう、あとで巨匠になったらいいから(笑)。 |
井筒和幸、黒沢清、周防正行、相米慎二、若松孝ニなど、ピンク映画や日活ロマンポルノ出身の映画監督はけっこういます。 大島渚監督の『愛のコリーダ』もその性描写で、公開当時大きな反響を呼びました。 |
ぼくの番か。じゃあ「犬」を雇い入れます。「業界のカリスマ」がすでに手元にいて、雇用価格がマイナス2になるので、なんと無料です。 | |
おお、かしこいやり方をしていますね。 | |
そして「犬」を派遣して映画をつくると、「犬」の特殊能力で収益が2増えると。これは次のターンかな。 | |
うわー、せこい!(笑) | |
ほんま、こすいなあー(笑)。犬を使うってところがあざといよね。「カリスマ」が犬映画を手がけるという、あたるパターンってやつ(笑)。 | |
ういたお金で「敏腕会計士」雇うんじゃないですかね(笑)。 | |
これは確実にやるね(笑)。ほんと編集長、きたない大人やで(笑)。 | |
外野、うるさい!(笑) |
コネでタレントを安く雇い入れることができる「業界のカリスマ」と、「犬」
じゃあ「ホラー」を制作。「ティーンアイドル」を派遣して作ります。「ティーンアイドル」なら+2なので、収益4をゲット。そして「ティーンアイドル」をクビに(笑)。 | |
ティーンなのに、使いすて・・・(笑)。 | |
「セクシー女優」もすでに捨て札になってるしなあ(笑)。 | |
(しみじみと)2人とも、旬を過ぎてしまったんやねえ・・・。 | |
その発言、なにげにひどい(笑)。 |
ちなみに省略していますが、各ターンの最初には、投資フェイズも行っています。
投資フェイズで賭けが当たると、賭けたお金より多くの収益をもらうか、お金と同じだけの勝利ポイントを得ることができます。
(他の3人に)賭けて当たった場合、勝利ポイントにすることもできるけど、どうする? | |
いや、お金に決まってますよ(きっぱり) | |
当然やな(笑)。 | |
世の中、金なんやー!!(笑) |