「フィルムフィクサー」(株式会社コザイク)は、「映画をつくる」カードゲームです。
各プレイヤーは、映画のプロデューサーとなり、タレントを雇ったり、映画の企画を立ち上げたりしながら、ゲームを進めていきます
また、資金調達のためには、投資も必要。他のプレイヤーの企画に賭けて、資金を増やすことができます。映画をつくるのには、先立つものが必要なのです。
ただし、最終的な目標は、最高勝利ポイントを得ることです。
お金だけ持っていても、勝利はできません。評価される映画を作り、栄誉の証たる勝利ポイントを増やしていきます。
「映画業界での影響力を高め、実力者となること」を目指すゲームです。
今回、キネプレ編集部で参戦するのは、以下の4名です。
キネプレ編集長。好きな映画は、歴史系。 大学時代は結構なボードゲームオタクとしても活動。 |
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映像制作担当。PVもたくさんつくっている。 好きな監督は、デヴィット・リンチ、スタンリー・キューブリックなど。 |
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ライティング担当の女子。 他のメンバーに比べると映画鑑賞本数は少なめ。けっこう毒舌? |
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デザイン担当の女子。 けっこうニッチな映画をたくさん鑑賞している。ボードゲームはほぼ初心者。 |
まず、からルールの解説を。
まず、投資フェイズというのがあります。みんなで手番プレイヤーの行動を予想します。 |
プレイヤーは、自分のターンがきたときに、最初に他のプレイヤーからの「賭け」を受け付けます。 他のプレイヤーは、手番プレイヤーが「どういう行動を行うのか」を予想し、賭けを行います。 その行動が的中すれば、賭けを行ったプレイヤーは資金を増やすことができます。 |
その後は手番プレイヤーの行動です。まず資金を使って、場に出ている好きなタレントを雇い入れることができます。 |
タレントカードの一部
雇い入れるとそのタレントカードを自分の手元に引き寄せて、お金を払います。 その後手番プレイヤーは、そのタレントを自分の映画企画に派遣することができます。 ただ、タレントの中には1作品に出演するとすぐ引退してしまうのもいるので、気をつけましょう。 |
そして、次は「作品カード」です。これには、Qvinta Essentia Entertainment社とCosaic Pictures社の2社の映画企画が並んでいます。「ホラー」「サスペンス」「コメディ」など。それを制作すると、書かれている資金を手に入れることができます。 |
作品カードの一部
ちなみに映画を作るには、自分のタレントが1人以上は必要です。そのタレントを派遣して、映画を製作し、資金を手に入れます。タレントによっては、特殊効果を得ることができます。(収益が上がる、など) |
ゲームを始めるにあたって、いろんなカードの能力を確認する一堂。
じつは「ポルノ映画」は、収益は大きいけど、評価ポイントはマイナス点なのです。 | |
現実的やねー。世間からは評価されないけど、ポルノでお金をかせいで、いつかは良い作品を・・・という映画監督の夢が描かれてる(笑)。 | |
むしろ、新人プロデューサー自身がポルノに出るとか。 | |
ソフトオ○デ○ンドかな。社員が出演するという・・・。 | |
こら!(笑) |
・・・はやくもきわどい発言が飛び出しております。
あとは、タレントカードをいろいろ見はじめる、と。
「ティーンアイドル」は、「共演者がいる場合、捨て札にならない」・・・ってどういうこと? | |
もともとティーンアイドルは、一回作品に出演したら引退しないといけないんだけど、一緒の作品に派遣されたタレントがいれば、引退をまぬがれるってことです。 | |
じゃあ1人でポルノとか出ていたら、すぐ引退するってこと?(笑) | |
そうそう(笑)。 | |
10代に一作だけ出演して、伝説になるんですね(笑)。 |
女性陣のほうが、結構アレな発言が多い。
「名脇役」も、1回しか出演できないんですね。あと、「犬」なんてタレントカードもある(笑)。しかも犬も1回限り(笑)。 | |
(カードを見比べながら)「業界のカリスマ」と「セクシー女優」が一緒に出演!とかなれば、なんかあやしい気配がする(笑)。 | |
・・・下品やなあ(笑)。 |
さて、ここで最初のプレーヤーを決めます。
このゲームでは、「一番最近映画を観た人」から手番を進めていきます。
なので、みんなで観た映画を自己申告。
ぼくは、いきなり思い立って、『タクシードライバー』(1976年、ロバート・デ・ニーロ主演)を観たよ。しかも昨日(笑)。 | |
大好きな『ションベン・ライダー』(1983年、相米慎二監督作)を久しぶりに観なおしたけど・・・2日前やな。 | |
わたしは『華麗なるギャツビー』(2013年、レオナルド・ディカプリオ主演)ですね。でもちょっと前です。 |
ということで、からスタートすることに。
それ以降はテーブルに座っていた時計回りに、→→→の順となりました。