改造人間がテーマの映画『武器人間』がシネ・リーブル梅田で上映中。12月21日(土)から上映が始まる元町映画館と京都みなみ会館では、夢人塔の浅尾典彦さんが「改造人間と狂科学者への愛」を語りつくすイベントを実施する。
人間を改造する―その狂気におかされた科学者たちへの愛がつまったイベントだ。
『武器人間』(2013年、84分)は、アクションホラー映画。R15指定。
第2次世界大戦の末期、ソ連軍が潜入したドイツの占領地で、大虐殺の跡を発見する。その教会の地下には、あのフランケンシュタイン博士の末裔が、死体と機械を融合した不死身の「武器人間」を製造していた・・・というストーリー。
オランダでCMディレクターとして活躍するリチャード・ラーフォーストの初長編監督作。特殊効果スーパーバイザーに、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』3部作に協力したロジェ・サミュエルズを迎えている。
『武器人間』(c) 2013 MPI MEDIA GROUP |
さらに、元町映画館と京都みなみ会館では、それぞれ同作の上映に合わせた企画が実現。
大阪を拠点に、SF映画やカルト映画などの普及に長年尽力してきた夢人塔の浅尾典彦さんが、この2館を舞台に、『武器人間』の理解をより一層深めるイベントを開催する。
まず元町映画館では、12月25日(水)の同作上映後に、トークイベントを実施。「改造人間の元祖」と言われる『フランケンシュタイン』(1931年)から現代までの、人間を改造しようとした狂科学者たちの“研究成果”を披露するとともに、そうしたさまざまな“改造人間”映画の予告編をトーク付きで一挙に紹介する。
さらに京都みなみ会館では、2014年1月4日(土・祝)にトーク付き上映を企画。浅尾さんオススメの改造人間映画『悪魔の植物人間』(1973年、92分)を上映したあと、同作の魅力や改造人間に取りつかれたカルト映画の歴史などを解説する。
『悪魔の植物人間』 |
こうした改造人間を扱った作品について、浅尾さんは「日本では『仮面ライダー』シリーズなどでお茶の間にまで進出、私たちはこんなにも改造人間を必要とし、かつ、愛しているのです!」と宣言。「人間の願望と好奇心と遊び心が生み出す改造人間たちをみんなで集まって愛で、狂科学者たちへの憧れと尊敬を分かち合いましょう!」と呼びかけている。
映画『武器人間』は、シネ・リーブル梅田で12月7日(土)から20日(金)まで、元町映画館と京都みなみ会館で12月21日(土)から上映開始。
浅尾さんのイベントは、元町映画館で12月25日(水)、京都みなみ会館で2014年1月4日(土・祝)にそれぞれ実施される。
マッドでカルトな映画への愛を、みんなで共有しよう。
『武器人間』予告編 |
詳細情報 |
上映日程 |
・シネ・リーブル梅田 12月7日(土)~20日(金) ・元町映画館 ・京都みなみ会館 |
イベント開催日程 |
・「狂科学者の夜~狂科学者の人体改造報告書~」 (元町映画館) 12月25日(水) 20時20分の回上映後、浅尾さんトークショー ・「狂科学者の夜 in 京都」 |
映画館 |
シネ・リーブル梅田 (大阪市北区大淀中1-1-88梅田スカイビルタワーイースト3F、TEL 06-6440-5930) 元町映画館 京都みなみ会館 |
サイト |
『武器人間』公式サイト http://bukiningen.com/ シネ・リーブル梅田 http://www.ttcg.jp/cinelibre_umeda/ 元町映画館 http://www.motoei.com/ クリスマスは元町映画館で「マッドサイエンティスト・ナイト」☆ via『武器人間』!(元町映画館ブログ) http://motoei.blog.fc2.com/blog-entry-456.html 京都みなみ会館 http://kyoto-minamikaikan.jp/ 軽妙トークで学ぶモンスター映画の魅力 大阪・十三【キネプレレポート】 http://www.cinepre.biz/?p=5667 |