高級ポップコーンで応援？　来月開催の宝塚映画祭が協力募集

11月に開催をひかえる宝塚映画祭が、鑑賞券などの“豪華特典”が付いた「サポーティング・ポップコーン」の購入を呼びかけている。レギュラー、プレミアム、VIPの3種類。

ポップコーンで支援を呼びかけるユニークな試みが始動した。

宝塚映画祭は、2000年から続く映画イベント。かつて宝塚には映画製作所があったことなどをきっかけに、「宝塚をもう一度映画の街にしよう」と市民たちが発起。毎年開催され、今年で第14回目を迎えている。
昨年の第13回は、ネット上で支援を募るクラウドファンディングを実施。「CAMPFIRE」で資金を募集し、無事に目標額を達成した。

今回は、「シネマハック100」と題し、映画館を活用した様々な試みを実施。スタッフたちが「地域の映画館をもっと面白くするためのアイディア」を持ち寄り、多種多様なイベントやプログラムを行う。
上映作品には、2つのテーマを設定。「ジモトの”リアル”と”ファンタジー”」では、7本の作品を通して、地域と映画の関係性について考える。もう1つの「FAKE & REAL 美術監督・近藤司の仕事」では、宝塚映画製作所出身の近藤司さんの仕事ぶりを振り返る3本を上映。
さらに特別企画として、日本各地のご当地映画を集めた「地元ムービー大集合！」や、学生が宝塚映画をリメイクした作品上映などを実施する。

また、事前支援の形態として、「サポーティング・ポップコーン」を企画。これは、「豪華特典がついたポップコーンを販売する」というもので、レギュラー2,500円、プレミアム5,000円、VIP10,000円の3種類が販売されている。特典は、同映画祭プログラムで利用できる鑑賞券や1日通し券、オリジナルグッズなど。また、同映画祭公式予告編にサポーターとして名前が載るサービスも。
購入方法はクレジットカードもしくは銀行振り込み。特設サイトはこちら。

映画館を面白くするアイディアを出し合う実行委員会メンバーら（宝塚映画祭提供）

第14回宝塚映画祭は、11月9日（土）から11月15日（金）まで、宝塚のシネ・ピピアで行われる。事前には関連イベントも多数実施される。

かつての映画の街の、市民手作りのお祭り。興味ある方は是非、ポップコーンで応援を。