自主映画監督を助成する「シネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)」が、大人と児童向けに映画ワークショップ「映画列車」を開講する。
大人も子どもも、一緒になって創作体験。
「シネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)」は、大阪で毎年実施されているインディーズ映画の支援プロジェクト。映画作品の企画から制作支援、さらに大阪アジアン映画祭と提携して優秀作を上映するなど、若手育成に力を注いでいる。過去には、石井裕也(『舟を編む』)、横浜聡子(『ウルトラミラクルラブストーリー』)、三宅唱(『Playback』)、リム・カーワイ(『Fly Me to Minami~恋するミナミ』)ら、多くの監督を輩出してきた。
近年は、子ども向け映画制作ワークショップも実施。映画の父と呼ばれるリュミエール兄弟が、身近な風景を1分間録画して公開したことに重ね合わせて、1分間の映画を作る制作体験を提供している。
今回は、「映画列車」と銘打ち、子どもだけでなく大人も対象に拡大。3回開催され、それぞれ大阪市内で撮影したものを当日お披露目上映する。また、メイキング映像を盛り込んだものをドキュメンタリー作品として完成させ、2014年3月に開催される大阪アジアン映画祭の中で上映を行うという。
講師は、CO2運営事務局長の富岡邦彦さん、CO2で助成企画として『都会の夢』を制作した高木駿一さん、同じくCO2助成作品『にくめ、ハレルヤ!』監督の板倉善之さんの3人がつとめる。
過去の映画ワークショップの様子 |
映画制作ワークショップ「映画列車」は、9月16日(月・祝)、9月29日(日)、10月14日(月・祝)にそれぞれ大阪市内で開催。小学校3年生から中学校3年生までの児童もしくは大人が対象。参加料は2,000円。
公式サイトで、現在申し込みを受け付けている。
詳細情報 |
開催日程 |
9月16日(月・祝) 10時~16時30分 大阪歴史博物館、大阪城公園 9月29日(日) 10時~16時30分 10月14日(月・祝)10時~16時30分 |
対象 |
小学校3年生から中学校3年生までの児童、もしくは大人 定員 子ども5名、大人5名の計10人 |
料金 | 2,000円(保険料込み) |
サイト |
シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)公式サイト http://co2ex.org/ CO2ワークショップ http://co2ex.org/workshop/ |