大阪で6月16日（土）、アニメーション作品の上映フェス「Animation Factory Festival 2012」が開かれる。
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大阪を拠点にアニメーションや映像制作、またワークショップ・上映会の開催などを手がけている団体「PEAS」が主催。同フェスはもともと函館で立ち上げていたが、大阪では2010年の第1回目以来、毎年6月に実施、今年で3回目となる。
上映されるのは、個人制作による短編アニメーション。手書きやパソコン制作、影絵やクレイアニメまで、多彩なバリエーションに富んだ作品がならぶ。3分程度の短く手軽に楽しめる作品が多い。
今回は大阪だけでなく東京などから多数の作家が出品。計40人弱の作品の中には、NHK教育テレビの人気クレイアニメ「ニャッキ!」を手がけている伊藤有壱さんも。
PEASは現在、毎月一回のアニメーション上映会を開いているが、今回のフェスでは規模を大きくグレードアップ。大阪だけではなく、今年から東京での開催も手がけるという（6月30日・土）。「座って見るだけがアニメじゃない」をコンセプトに、「作る・触れる・演じる」の3つの要素を通した映像の新しい見せ方を提案したい、と意気込む。
PEAS代表の植村さんは「先日、お年寄りの集まる場で上映したところ、お年寄りや子どもたちにも大変好評でした。そういった方、普段はあまりこういうアニメーションに接点がない人に、ぜひ来ていただきたいです」と話す。「家で見ればいい、という風潮になっている今、せっかく足を運んでいただくからには、“見る”以上のものを提案したいですね」とも。
 「楽しいアニメ作品をぜひ見に来て」と話すPEASのメンバー |
また合わせて、子ども向けのワークショップを行う「あにめせいさく塾」（無料）と、「アニメーションライブ」（1ドリンク付き1,500円）を開催。
実写映画とは一味違う、アニメーションの世界。作り手によって技法も手段も異なる、個性たっぷりの作品にひたりたい。
また6月9日（土）には、姫路の上映イベント「シネマ窟」で、プレ上映イベントが開催される。
「PEAS」さんのインタビュー記事はこちら。
■日時
6月16日（土）
・上映・ワークショップ 11:00～17:00
・あにめせいさく塾 11:00～14:00
・アニメーションライブ 18:00～21:00
■料金
3プログラム制
1プログラム800円、全プログラム1,500円
ライブ（1ドリンク付き）1,500円
パスポート（上映会・ライブ1ドリンク付き）2,500円
※中学生以下は半額
※「あにめせいさく塾」は無料
■会場
・上映・ワークショップ
玉造さんくすホール
（大阪市東成区中道3-14-17）
・あにめせいさく塾
ひがしなり市民協働ステーション「ふれ愛パンジー」(東成区役所１階)
（大阪市東成区大今里西2-8-4）
・アニメーションライブ
トロイカ&リビエラ
（大阪市天王寺区玉造元町3-22）
 JR玉造駅から徒歩圏内に会場が集結 |
■サイト
Animation Factory Festival 2012
http://peas-animation.com/anime-factory/
PEAS
http://peas-animation.com/
【キネプレ記事】アニメ制作・上映団体「PEAS」（インタビュー）
http://www.cinepre.biz/?p=756
【キネプレ記事】「姫路の「シネマ窟」でアニメ上映のプレイベント」
http://www.cinepre.biz/?p=596
