ヨーロッパの日本未公開作品や往年の名作を多数上映する大阪ヨーロッパ映画祭が、今年も開幕する。11月23日(金・祝)から26日(月)まで。
『ずっと二人で』『ファイナル・カット』制作者らが来日。中央は同祭実行委員長のパトリス・ボワトーさん |
18年の歴史を持つ関西有数の老舗映画祭が、今年も開幕する。
大阪ヨーロッパ映画祭は、1994年に第1回を開催。以降18年間ヨーロッパの映画作品を日本に紹介するとともに、日本とヨーロッパ、ひいてはアジアとヨーロッパの文化交流の一翼を担ってきた。
今回は、日本未公開の映画上映に合わせて、キッズイベントやスローフードイベント、シンポジウムなども開催。
また特集枠としては、スイス人の有名俳優ブルーノ・ガンツさんが出演した8本の作品を上映。さらに、オリンピックをはじめ今年注目を集めた英国ロンドンにスポットをあて、ロンドンの風景の変化や社会がわかる作品6本を厳選して公開する。
11月21日(水)に行われた記者会見には、ブルーノ・ガンツ主演作『ずっと二人で』(2010年、85分)の監督ゾフィー・ヘルドマンさんと女優のカリーナ・ヴィーゼさん、過去の名画450本をつなぎ合わせた独創的な作品『ファイナル・カット』(2012年、78分)の監督ジョルジュ・パールフィさんと脚本のジョーフィア・ルットカイさんが来日。それぞれが作品の意気込みを語るとともに、「日本・大阪の地で自作を上映することができ、非常に光栄です」と話した。
大阪ヨーロッパ映画祭は、11月23日(金・祝)から26日(月)まで開催される。その他関連イベントも多数。詳しくは公式サイトで。
■開催日時
11月23日(金・祝)~26日(月)
■料金
自由席1回券 一般1,200円、学生・シニア・障害者1,000円
自由席3回券 3,500円
■開催会場
ホテル エルセラーン大阪
(大阪市北区堂島1-5-25、TEL 06-6347-1484)
■サイト
大阪ヨーロッパ映画祭
http://www.oeff.jp/ja/