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『先生を流産させる会』上映中 宮田亜紀さんが登壇

大阪・十三の第七藝術劇場で上映中の話題作『先生を流産させる会』(62分、2011年)。
同劇場で9月1日(土)に、主演の宮田亜紀さん(サワコ先生役)の舞台あいさつが行われました。

執筆者:一色プロ@KUMAsakebu

壇上で映画について話す宮田亜紀さん

『先生を流産させる会』は、インターネット上でずいぶん前から話題になっていた映画。
キャッチコピーは「最凶の教育映画」。「おぞましさを感じるタイトル」(内藤監督談)でありながら、そのコピー通り、最凶の(最強の?)教育映画に仕上がっている作品だと思います。

内藤監督への取材記事はこちら

妊娠するサワコ先生役として、生徒たちに厳しく接する姿を熱演した宮田亜紀さん。
作中と同じような、凛とした雰囲気をまといながらの登壇でした。
まがまがしいタイトルがゆえになかなか上映が決まらなかったこと、決まったと思ったらインターネットで批判を浴び、上映が危ぶまれたことなど、作品の紆余曲折の話を披露。
宮田さんは「沢山の方からの応援により、やっと上映にこぎつけられた。人に恵まれた作品になった」と語られました。


上映後、サイン会で観客の皆さんと触れ合う宮田さん

上映終了後にはサイン会も実施。観客の方一人一人と丁寧にお話をされている姿が印象的でした。


『先生を流産させる会』パンフレット

思春期の悩みや子どもの教育、そして「生きる」ということなど、大切なものがつまった作品だと思います。過激なタイトルに嫌悪感を抱いてしまう方も多いかもしれませんが、ぜひたくさんの人に見ていただきたい映画です。

関西での上映は、十三・第七藝術劇場で9月14日(金)まで。京都みなみ会館では9月8日(土)から21日(金)まで。京都映画祭(10月2日~8日)でも10月7日(日)に上映予定。

■サイト
第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/
【キネプレ記事】話題作が大阪上陸 『先生を流産させる会』七芸で公開
http://www.cinepre.biz/?p=1566